ブロンコスがNFL役員のダマニ・リーチを新球団社長に任命
2022年08月12日(金) 05:31デンバー・ブロンコスの新オーナーはNFL国際部門CEOのダマニ・リーチを新たな球団社長に任命した。
現地11日(木)、ブロンコスのオーナー兼CEOに就任して2日目のグレッグ・ペナーが発表した。
リーチは四半世紀にわたって大学やプロレベルのスポーツ界で重役を務めており、この3年はNFL国際部門のCEOを担っていた。
ウォルトン・ペナーグループによる46億5,000万ドル(約6,283億5,700万円)のブロンコス買収がNFLオーナーらによって満場一致で承認されたのを受け、これまでブロンコスのCEO兼球団社長を務めてきたジョー・エリスがその座を退くことになり、リーチはその後任となる。
リーチはチームに加えてブロンコスの本拠地エンパワー・フィールド・アット・マイル・ハイを運営する『Stadium Management Co.,(スタジアム・マネジメント)』の事業運営を指揮する予定だ。
リーチの直属の上司は、フットボールオペレーションを担うジェネラルマネジャー(GM)ジョージ・ペイトンと同様、ペナーとのこと。
ペナーは声明の中で「エキサイティングな新しいチャプターを迎えたブロンコスを導くダイナミックであり、前向きかつ刺激的なリーダーは誰だろうと考えたとき、ダマニは数名の有能な候補者の中でも際立っていた。この機会にブロンコスに高い関心があったことは、この組織の評判とダマニの強い信任を物語っている」と述べた。
また、リーチは「グレッグと他のパートナーは先見性のあるリーダーであり、我らが私に示してくれた信頼は恐れ多かった。デンバー・ブロンコスのあらゆる領域を通して、革新と成長を推進するこの旅路において、世界最高峰のオーナーシップ、リーダーシップを持つチームとスタッフをサポートしていくことに興奮を覚えている」と話している。
リーチはインディアナポリスにあるNCAAの国内オフィスで17年間勤務した後、2015年にフットボール戦略・事業開発担当責任者としてNFLに加わった。2019年から今年までNFL国際部門の最高執行責任者を務めていた。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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