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TEアダム・シャヒーンが身体検査不合格でトレード無効、ドルフィンズに復帰

2022年08月12日(金) 09:44


マイアミ・ドルフィンズのアダム・シャヒーン【AP Photo/James Kenney】

今週、ヒューストン・テキサンズにトレードされたタイトエンド(TE)アダム・シャヒーンが身体検査で不合格となり、マイアミ・ドルフィンズに戻されることになった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のキャメロン・ウォルフが現地11日(木)に伝えたところによると、シャヒーンはドルフィンズのトレーニングキャンプを一度も欠席していないにもかかわらず、膝に懸念があったために身体検査で不合格となったと報じられているという。

ドルフィンズは火曜日、2023年ドラフト6巡目指名権と引き換えにシャヒーンと2023年ドラフト7巡目指名権をトレードに出すことでテキサンズと合意したと発表した。現在、その取引は白紙に戻っている。

トレード前、ドルフィンズTE陣のデプスチャートはマイク・ガシキ、ハンター・ロング、シーザン・カーター、タナー・コナーの後にシャヒーンが控えている格好となっていた。

シカゴ・ベアーズから2017年ドラフト2巡目(全体45位)指名を受けて最初の3シーズンをそこで過ごしたシャヒーンは、2020年夏に2021年ドラフト6巡目指名権と引き換えにドルフィンズにトレードされ、ドルフィンズと2年の契約延長を実現させている。

シャヒーンは2021年シーズンにドルフィンズで7試合に先発出場したものの、シーズン半ばに膝を負傷したことで計4試合を欠場した。また、シーズン終盤でTEダーハム・スマイスに先発の座を奪われ、レギュラーシーズン最後の3試合ではパスプレーで1度もターゲットになっていない。テキサンズの身体検査に引っかかった膝のケガが、2021年に負傷したときのものと同じかどうかは不明だ。

キャリア通算で、シャヒーンは55試合に出場(うち25試合で先発)してキャッチ50回、509ヤード、タッチダウン7回を記録している。

【RA】