OTベクトンの負傷を受け、ジェッツがベテランOTデュアン・ブラウンと2年契約へ
2022年08月12日(金) 13:24オフェンシブタックル(OT)マカイ・ベクトンがシーズン終了になる可能性が高いことを受け、ニューヨーク・ジェッツはそのポジションを補強するために大物選手を迎えている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが状況を知る関係者の話をもとに伝えたところによると、ジェッツがベテランOTデュアン・ブラウンと2年契約を締結するという。
第一報を伝えたのは『ESPN』だ。
また、NFLネットワークのイアン・ラポポートは情報筋の話をもとに、ブラウンの2年契約が2,200万ドル(約29億3,686万円)相当になると報じている。
ブラウンは先週の土曜日にジェッツを訪問していた。その後、ベクトンは月曜日に膝頭を剥離骨折し、シーズン終了になる可能性もある。ラポポートはその後、ベクトンが来週に手術を受ける予定だと報じている。
ベクトンが不在となったことで、ジェッツがブラウンのような実績あるブロッカーを獲得する必要性は以前よりも高まっていた。
2021年シーズンを含めてプロボウルに5回選出された経歴を持つブラウンは、ここ4シーズン半をシアトル・シーホークスで過ごしてきた。昨シーズンに許したサックは8回――ルーキーシーズンを除いて過去最多――だが、それでもエッジラッシャーを圧倒する体格を持つ堅実なブラインドサイドブロッカーであることに変わりはない。
ジェッツはもともとオフシーズンの現段階で交代要員を確保したいと考えており、経験豊富なブラウンのような選手を獲得したいと望んでいた。
ブラウンとの契約はオフェンシブラインの入れ替わりを伴う可能性もある。ベクトンがライトタックル(RT)をプレーしていたとき、ジョージ・ファントはレフトタックル(LT)を務めていたが、ブラウンは14年間のキャリアを通してずっと左側を担当してきたため、ファントは右側に戻ってプレーする可能性が高い。
ブラウンは『NFL.com』が選んだトップ101フリーエージェント(FA)のリストでオフェンシブラインマン(OL)としてはトップの全体14位に位置していた。
【RA】