ベンガルズQBバロウが盲腸切除手術後初めて練習に復帰
2022年08月15日(月) 09:172週間半前に盲腸の切除手術を受けた後、シンシナティ・ベンガルズのクオーターバック(QB)ジョー・バロウの復帰時期は明確になっていなかった。現地14日(日)を機に、ベンガルズは以前よりはっきりした見通しを持てるようになるかもしれない。
19日前に盲腸を切除して以来、初めてバロウが練習に参加したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが日曜日に報じた。『The Athletic(ジ・アスレチック)』のポール・デナーJr.によれば、バロウはジャージーを着てヘルメットを手に持ち、ウオークスルーから戻ってくるところを目撃されたという。
日曜朝に行われたウオークスルーでバロウがどれほどのことをしたのかは不明だが、ベンガルズにとってはとにかくバロウが参加したこと自体が吉報のはずだ。とはいえ、バロウはずっとベンガルズの練習場に姿を現していなかったわけではない。彼は手術から1週間も経たないうちに、カートに乗ってグラウンドを走り回っていた。
ベンガルズは日曜午後の練習に先立ち、バロウがパッドを装着した姿を公開している。
He's baaaaack 😏 pic.twitter.com/vAGuTxEU4z
— Cincinnati Bengals (@Bengals) August 14, 2022
「戻ってきたあああああ」
金曜夜に行われたベンガルズのプレシーズン初戦の前に、バロウの回復にまた1つ良い兆しが見られた。バロウは試合前のウオームアップでスプリントを行なっている。
バロウは昨季、ベンガルズをAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)優勝と1988年シーズン以来のスーパーボウル出場に導き、大躍進を遂げた。2021年シーズンにパス成功率(70.4%)と平均パスヤード(8.9ヤード)でリーグをけん引したバロウは、リーグ入りからわずか2シーズンでベンガルズを攻撃面で絶対的な力を持つチームへと生まれ変わらせている。
バロウのステータスは来週にもアップデートされる予定だ。2022年シーズン開幕は4週後であるため、バロウにはチームメイトとの連携を取り戻す時間がまだたっぷりとある。
ベンガルズはあと2回のプレシーズンゲームを控えており、21日(日)に敵地でニューヨーク・ジャイアンツと、27日(土)にホームでロサンゼルス・ラムズと対戦する。両試合ともNFLネットワークで生中継される予定だ。
【RA】