シアトル・シーホークスのクオーターバック（QB）ドリュー・ロックは現地16日（火）の練習で各ポジションのナンバー1プレーヤーたちと行動し、木曜日にシカゴ・ベアーズの本拠地で行われるプレシーズン2戦目で先発すると見られていた。しかし、チームは火曜午後に、ロックが新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の検査で陽性となり、試合から除外されると発表している。

ジーノ・スミスとのQB争いに集中していたロックだが、チーム復帰前に5日間の隔離期間を置かなければならない。

ロックにとっては不運なタイミングだった。火曜日はロックにとって、シーホークスの先発陣と練習する初めてのチャンスだった。ロックの陽性を発表する前の段階で、ピート・キャロルヘッドコーチ（HC）はロックのファーストチームとの練習は計画のうちに含まれており、チームの“ナンバー1ガイ”は今もスミスだと話していた。スミスが再びプレシーズンゲームで先発する見通しであり、予定より早くナンバー1たちの元に戻ることになる。

スミスは夏を通して攻撃陣の先発メンバーと練習しており、ピッツバーグ・スティーラーズとのプレシーズン初戦でもスターターを務めた。キャロルHCによれば、ロックは2戦目で先発することになっていたという。

「われわれは計画を立てていた。オフシーズンが始まる前からだ。このゲーム、2戦目のために計画し、ジーノが最初の試合であるルーメン（スタジアム）で先発になり、2試合目にはドリューを予定していた。したがって、われわれは可能であればその通りに進めようと努力していた」とキャロルHCは火曜日に話している。

レギュラーシーズンについては触れなかったキャロルHCだが、スミスがリードしていることについては改めて強調した。

「これを話す必要もないが、ジーノがわれわれのナンバー1ガイだ。現段階で、彼が自分のスポットを確保している。だから、私はドリューが見せたものに本当に満足しているし、彼のパサーレーティングやその他のものを見てみれば、彼は素晴らしい仕事をしている。したがって、われわれの選手は2人ともプレーできる。彼らの両方がプレーできるというのが、われわれの把握していることだ」とキャロルHCは話した。

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