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活動を本格化し、ウエイト回復に努めるベンガルズQBバロウ

2022年08月18日(木) 09:52


シンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウ【AP Photo/Steve Luciano】

シンシナティ・ベンガルズのクオーターバックである(QB)ジョー・バロウの盲腸はすぐに対処する必要があった。タイミングは最高とは言えなかったが、7月26日に受けた切除手術の影響もまた、大きくはない。

バロウは練習に戻っており、焦っている様子はない。医師の指示に従っている間に体重がいくらか落ちたものの、今はどんどんそれを取り戻しているところだ。

現地17日(水)に自身が抱えていた問題が虫垂破裂だったことを明かしたバロウは「フラストレーションを感じたけれど、自分にコントロールできるものをコントロールするしかないし、あの地点に戻るために俺らはやっている」と話した。

「まだ全然そこにはたどり着いていないけれど、ストレングスやスピード、運動性を前の通りに戻すためにはまだ3週間ある」

「数週間で20ポンド(約9kg)増やそうとしていた高校時代に戻らなきゃな」

バロウの症状は一般的な虫垂炎とは異なり、不快感を抱えていたことから検査したところ、虫垂破裂だと判明した形だった。すぐに切除手術が必要になったことでバロウはトレーニングキャンプを離れ、まだ浅いキャリアの中でまた新たな健康状態に関連する問題に取り組まなければならなくなった。

昨オフシーズンは膝の手術からのリハビリを行い、ルーキーイヤーはCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックの中で始まっていたバロウは「いつか普通のオフシーズンを送りたいね」と言う。

「自分にできる限りベストの形だと感じつつシーズンに向かえたら最高だろうな。でも、この3年はそうじゃなかったから、自分にあるものを最大に生かすしかない。また来年やってみるさ」

当然、もっと悪い状況もあり得た。虫垂破裂がシーズン半ばにわかっていれば、複数の試合を欠場しなければならない。今回はバロウがそこまで必要としていないであろう、一部の練習とプレシーズンゲームを逃すだけで済んでいる。

日曜日の練習に限定的な形で参加したバロウは、水曜日には11対11に参加すると話していた。ただ、プレシーズンゲームでのプレーは見込んでいない。来週に実施されるロサンゼルス・ラムズとの合同練習には参加できる見通しだという。そして何より、このタイミングは最終的には良い結果につながるかもしれない。

「問題ない。栄養管理とかウエイトルーム、リハビリとかの部分ではいいプランがあると思う。今はすごくいい感触だし、感覚はひたすら良くなり続けている」とバロウはコメントした。

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