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【2016年第3週】QBウェンツがまたも活躍、イーグルスがスティーラーズを下す

2016年09月26日(月) 13:13

フィラデルフィア・イーグルスのQBカーソン・ウェンツ【AP Photo/Chris Szagola】

フィラデルフィア・イーグルスは現地25日(日)、リンカーン・ファイナンシャル・フィールドでピッツバーグ・スティーラーズとの一戦に挑み、301ヤードのパスを投げて2タッチダウンを決めたクオーターバック(QB)カーソン・ウェンツの活躍や強固なディフェンス陣を誇るスティーラーズを抑え切ったイーグルスが34対3で白星を挙げた。

ドラフト1巡全体2位指名の新人ウェンツはランニングバック(RB)ダレン・スプロールズに73ヤードのパスをつなぎ、キャッチアンドランタッチダウンを決めると、ワイドレシーバー(WR)ジョーダン・マシューズにも12ヤードのタッチダウンパスを通している。

シーズン開幕からの2試合でクリーブランド・ブラウンズとシカゴ・ベアーズを打ち破ったイーグルスはこれで3連勝。一方のスティーラーズは平均31点を獲得して2連勝した後の敗戦となったが、スーパーボウル出場の可能性が見込まれている。

スティーラーズは2004年以来、新人QBを起用したチームを相手に19勝2敗の記録を誇るものの、ウェンツは普通のルーキーではない。開幕8日前のタイミングでサム・ブラッドフォードがミネソタ・バイキングスにトレードされるまで、ウェンツはもともと、3番手QBだったのだ。

ウェンツは31回中23回のパスを成功させて301ヤード、2タッチダウンを記録。スプロールズは6キャッチ、128ヤードで締めくくった。RBのケンジョン・バーナーと新人ウェンデル・スモールウッドがそれぞれキャリア初のタッチダウンを決めている。

スティーラーズのQBベン・ロスリスバーガーはパス44回中24回、257ヤード、1インターセプトでタッチダウンはゼロだ。WRアントニオ・ブラウンは12キャッチ、140ヤードをマークしたものの、ほとんどは試合の流れが決定づけられた後の記録だ。