タイタンズRBデリック・ヘンリーが報酬アップ、今季最高額のRBに
2022年09月02日(金) 11:01キングがそれにふさわしい待遇を得た。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地1日(木)、テネシー・タイタンズがランニングバック(RB)デリック・ヘンリーの契約を再構築し、報酬を200万ドル(約2億8,002万円)アップしたと情報筋の話を元に伝えた。
ヘンリーは今年に1,200万ドル(約16億8,013万円)を受け取ることになっていた。200万ドルの上昇でその額は1,400万ドル(約19億6,111万円)となり、1,240万ドル(約17億3,699万円)を手にするエゼキエル・エリオット(ダラス・カウボーイズ)を抜いて2022年の報酬で最も高額を受け取るランニングバックになっている。
29歳のヘンリーは2020年に4年5,000万ドル(約70億0,040万円)の契約にサインした。この契約に保証された金額はなく、2023年シーズン終了後にフリーエージェントになることから、今季終了後の契約延長が見込まれている。本質的には、タイタンズはヘンリーがまたモンスター級のシーズンを送ると想定して、オフシーズンの再契約を見越して報酬アップに踏み切ったということだろう。
ヘンリーは2021年に足を骨折して9試合を欠場した。シンシナティ・ベンガルズとのポストシーズンゲームで復帰したものの、いつもの圧倒的な姿とは違っていた。
2年連続でラッシングタイトルを勝ち取ったヘンリーは、ケガをするまでは再度キャリー300回を超えるペースでプレーしていた。ヘンリーは昨年に8試合でキャリー219回、937ヤード、タッチダウン10回をマークしている。また、9試合を失いながら、ラッシングヤード、キャリー回数、ラッシングタッチダウンでトップ10に入った。さらに、試合平均ラッシングヤード(117.1ヤード)ではトップにつけている。
タイタンズはヘンリーの負担を減らすべくドラフト4巡目でハッサン・ハスキンズを指名したが、キングの健啖ぶりは2022年も変わらない。
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