ルイジアナ州ジェファーソン郡の収容記録によると、ニューオーリンズ・セインツのセーフティ（S）マーカス・メイが現地1日（木）に銃器による加重暴行の疑いで逮捕されたという。

メイは“Jefferson Parish Correctional Center（ジェファーソン郡矯正センター）”に収容された後、3万ドル（約421万円）の保釈金を支払って釈放された。

8月29日に発生した事件に関係していた黒のSUVの運転手として特定されたメイは、複数の若い女性が乗っていた別の車両に銃口を向けたと訴えられている。ジェファーソン郡保安官のジョセフ・ロピントが『NFL.com』に対して明かした。運転中の激怒による事件の捜査の結果、メイは木曜朝に1件の銃器による加重暴行の容疑で逮捕されている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが入手した声明の中で、メイの弁護士であるエリック・ヘスラーは「マーカスは自動車関連の事件による疑惑を激しく否認しており、すべての事実が明らかになったときに自分自身を弁護することを期待している」と述べている。

セインツのヘッドコーチ（HC）デニス・アレンは報道陣に対し、チームは木曜朝にメイが逮捕されたことを知らされて現在も情報を収集している最中だと語った。

「詳細な情報が得られるまで、現時点ではコメントを差し控える」とアレンHCはつけ加えている。

29歳のメイは今オフシーズンにセインツと3年2,850万ドル（約40億0,032万円）の契約を結んだ。今年はSタイラン・マシューと並んで先発を務めることになっている。

もともとニューヨーク・ジェッツに所属していたメイは、セインツの一員として臨んだ今プレシーズンの3試合で合計22回のスナップに参加。ジェッツで5シーズンを過ごしてきたメイは、レギュラーシーズンで60試合に先発出場して通算でタックル312回、パスディフェンス24回、インターセプト6回、サック3.5回をマークしている。

セインツは9月11日（日）にアトランタ・ファルコンズとのシーズン初戦に臨む予定だ。

【RA】