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チーフスWRは「週ごとに入れ替わる」とQBマホームズ

2022年09月08日(木) 17:39

カンザスシティ・チーフスのパトリック・マホームズ【AP Photo/Travis Heying】

ワイドレシーバー(WR)タイリーク・ヒルのスピードと生産性が東のマイアミに送られたことで、カンザスシティ・チーフスに提示された共通の謎は、誰がチームのWR1にステップアップするかだ。

オフシーズンを通してチーフスのクオーターバック(QB)パトリック・マホームズはWR層の厚さを称賛し、“全員”が関与することになると予想した。

そして今度は、ライバルとファンタジーフットボールのオーナーたちにも同様の警告をしている。いわく、試合ごとに新たなナンバー1が登場する可能性があるというのだ。

「一番デカいのは、毎週“ビッグゲーム”のできる違う選手が出てくるってことさ」とマホームズは現地7日(水)にチームを通じて話した。「別に毎週のようにタイリークとトラビス(ケルシー)である必要はない。どっちか、あるいはその両方がビッグゲームを見せる感じだ。それが毎週のことで、そのたびに誰か違う人が出てくる。だから、ファンタジーフットボールをやっている人たちには悪いけど、どこから出てくるか分からないから、毎週正しいヤツを選ばなきゃならなくなるよ」

タイトエンド(TE)のケルシーに加えて、新たなチーフスのレシーブ陣には、元ピッツバーグ・スティーラーズのプロボウラー、ジュジュ・スミス・シュスターと元グリーンベイ・パッカーズのマルケス・バルデス・スカントリングがデプスチャートの先発に記されている。ビッグプレーのポテンシャルを持つルーキーのスカイ・ムーア、マホームズを誰よりも熟知するメコール・ハードマン、そして元タンパベイ・バッカニアーズのジャスティン・ワトソンも重要な貢献者になることを約束されている。同じようにランニングバック(RB)でも、現先発のクライド・エドワーズ・ヒレアー、ベテランのジェリック・マッキノンとルーキーのアイザイア・パチェコが渋滞を起こしており、それぞれがパスゲームに参加するポテンシャルを持っている。

対戦に備える相手ディフェンスにとっては可能性が多数存在することになり、ファンタジーフットボール界の人々も同様に頭を悩ませることになるだろう。

『NFL.com』のファンタジーランキングではスミス・シュスターがチーフスのトップワイドレシーバー(全体20位)となっているが、マホームズによるとチームのどのワイドアウトを使っても、どの週でも平等にいちかばちかの勝負になるという。

シーズン第1週の相手はアリゾナ・カーディナルスとなっており、マホームズは誰をターゲットにすることになろうと、初戦に向けて張り切っている。

「みんながボールを持てる、豊かで多様なオフェンスになると思うから、ディフェンス側がゲームプランを立てるのは難しいと思うよ。でも俺はディフェンスがどう対抗してくるか興味を持っているんだ」とマホームズ。「1年の大半で見たようなシェルを使ってくるのか、それともAFCチャンピオンシップゲームでのベンガルズみたいにするのか、あるいは向こうが一番自身を持っているディフェンスに戻すのか? それにワクワクしている。でも、俺たちはその全てに答えを持っているから、ただ試合に出てプレーするだけでもワクワクしているよ」

【M】