スティーラーズOLBワットに手術不要の可能性、6週間での復帰も
2022年09月13日(火) 11:47ピッツバーグ・スティーラーズのアウトサイドラインバッカー(OLB)T.J.ワットの予後は時間と共に良くなっているようだ。
ワットは今もさらなる情報を待っている状態ではあるが、現地11日(日)に負った胸筋のケガには手術が必要にはならず、シーズンを終わらせることもないと考えられている。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが報じた。
ラポポートはワットが“6週間ほど”で戻ってくる可能性もあるとつけ加えている。
このタイムラインからするとワットは故障者リザーブ(IR)リストに登録されることになりそうだが、スティーラーズはまだそういったロースター上の動きに出ていない。IRに登録された場合、5月にNFLとNFL選手会(NFLPA)が合意したルール調整に基づき、ワットには4週間欠場した後に復帰の資格が生じる。
スティーラーズの月曜日はスターエッジラッシャーに最悪のケースが起こるのではないかという不安と共に始まっていた。しかし、時間の経過と共にトーンが変化している。ワットが自分のケガに関してセカンドオピニオンやさらなる情報を求めたおかげで、スティーラーズは胸筋断裂の悲報を発表する代わりに、前向きになれる要素を手にしている。
ワットはオーバータイムにおよんだ末に23対20で制したシンシナティ・ベンガルズとの試合の終了間際に負傷した。苦痛に顔をゆがめたワットは、状態を確認するためにロッカールームへと歩み去っている。
セカンドオピニオンによってワットがシーズン終了の手術ではなく、回復とリハビリの道へ進むとすれば、たとえ来月にワットが不在であったとしても、スティーラーズにとっては大きな勝利となるだろう。もう一方の道よりははるかに良い結末だ。
【A】