クオーターバック（QB）ダック・プレスコットは当初の予測より早く戻ってくるかもしれない。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが状況を知る人物の話を元に現地13日（火）朝に伝えたところによれば、月曜日に手術を受けたダラス・カウボーイズのクオーターバックであるプレスコットは4週間から6週間で復帰する可能性があるという。

タイムラインは骨の回復具合や、プレスコットがいつ投球を再開できるかによる見込みだとペリセロはつけ加えた。

カウボーイズオーナーのジェリー・ジョーンズは手術の翌日にさらに早いタイミングでの復帰を予測しており、そのためにプレスコットを故障者リザーブ（IR）とはしないと話している。

ジョーンズオーナーは火曜日の朝、『105.3 The Fan（105.3ザ・ファン）』に「われわれは彼をIRに置かない」と語った。

「それはわれわれが今後4試合の中での彼のプレーを検討したいということだ。われわれは彼をIRに置かない」

プレスコットの回復のタイムラインが更新されたことで、カウボーイズが外部から助っ人を呼ぶ必要性――たとえばジミー・ガロポロのトレードなど――は程度を下げている。ジョーンズオーナーはバックアップQBのクーパー・ラッシュやウィル・グリアーへの信頼を強調した。

「われわれのためにクオーターバックをプレーする準備を整えているのは、プレシーズンをすべてプレーした選手たち――クーパー・ラッシュとグリアーだ」とジョーンズオーナーは述べている。

4週間から6週間というタイムラインからすると、プレスコットは第9週のバイウイークまでに復帰する可能性があり、早ければNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）東地区のライバルであるフィラデルフィア・イーグルスと最初に相まみえる10月16日（日）のシーズン第6週の試合ということもあり得る。当初のタイムラインでは、プレスコットはシーズン第8週、もしくは安全策をとってバイウイーク後の復帰が予想されていた。

シーズンの前半をスタークオーターバックなしで戦うことを見据えていたカウボーイズにとって、短くなったタイムラインはビッグニュースになるかもしれない。

ジョーンズオーナーは「それについては日曜日の夜よりも良い感触になっている」と語った。

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