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チャージャーズQBハーバート、肋軟骨骨折で日ごとの経過観察へ

2022年09月17日(土) 11:21


ロサンゼルス・チャージャーズのジャスティン・ハーバート【AP Photo/Ed Zurga】

ロサンゼルス・チャージャーズのヘッドコーチ(HC)ブランドン・ステイリーが現地16日(金)に報道陣に対し、クオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートが27対24で敗れたカンザスシティ・チーフス戦の第4クオーターで肋軟骨を骨折し、日ごとの経過観察をしていくことになると明かした。

次戦のジャクソンビル・ジャガーズ戦は9月25日(日)に行われるため、ハーバートは回復までに9日間の猶予が与えられている。

ハーバートがシーズン第3週に出場可能になることを楽観視しているかと問われたステイリーHCは次のように答えた。「CTスキャンが示していることに関しては、良いニュースを得られたと思う。それは良いニュースだ。クオーターバックをプレーしていると、骨までやられるのは困ると思う。軟骨だったのは良い兆候だ」

「そうは言っても、結局のところは快適な状態になるかどうかにかかってくる。ローテーションするポジションだ。私たちは彼が快適かどうかを確かめなければならない。彼がどう感じるかは週末になるまで分からない」

チーフス戦の第4クオーター残り5分余りという場面で、バックフィールドでヒットを受けた際に肋骨を強打したハーバートは、フィールドに激しく崩れ落ち、即座に腹部を抱えている。数分間、地面に横たわっていたハーバートはその場でチームドクターの診察を受けた後、自力でサイドラインへ歩いていった。ハーバートは義務付けられた1回のプレーを見送り、そのプレーではバックアップQBチェイス・ダニエルが代役を務めている。その後、再びフィールドに戻ったハーバートは、ヒットを受けるたびに痛みに顔をしかめていたがプレーを続行した。

ハーバートはこの夜、パス48回中33回を成功させて334ヤード、タッチダウン3回、インターセプト1回をマーク。負傷後も、ワイドレシーバー(WR)ジョシュ・パーマーに7ヤードのタッチダウンパスを通してチーフスとの点差を3点差に縮めるなどの活躍を見せた。

試合に敗れた後、メディアへの対応をしなかったハーバートはX線検査を受けている。検査の結果、異常は見られなかった。ステイリーHCは当時、ハーバートは「大丈夫」だと話していた。

ステイリーHCは木曜夜、「どのレベルのフットボールでも、彼ほどタフにプレーし、チームのために力を尽くし、チャンスを与えてくれるクオーターバックはいないだろう」と述べ、「彼のようなことができる人はいない。どこにもいない。彼は多くの根性を見せ、日頃から見せているように、決して戦いから離れないという姿勢を私たちに示し、そして私たちを立ち直らせてチャンスを与えてくれた」と続けている。

【RA】