復帰に近づくレイブンズRBドビンズ、ドルフィンズ戦はクエッショナブル
2022年09月17日(土) 11:22今週の練習にフル参加したボルティモア・レイブンズのランニングバック(RB)J.K.ドビンズが復帰に向けて少しずつ前進している。
ドビンズは現地18日(日)に行われるマイアミ・ドルフィンズ戦に向けて正式にクエッショナブルとされている。
2021年シーズンの全試合を棒に振る原因となったACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂からの復帰を目指して取り組む中で、ドビンズはシーズン第1週の試合を欠場した。
23歳のドビンズはフィールドに戻りたくてうずうずしているが、レイブンズはチームのトップランナーに対して安全策をとっている。
乗り越えなければならない最後のハードルはヒットを受けることかと報道陣から金曜日に質問されたドビンズは「いや、俺がメンタル面で証明したいのは誰かに対抗して100ヤードを走るときだ」と答えた。
先週は限定的な練習にのみ参加した後にクエッショナブルとされるも、最終的に除外されたドビンズ。一方で今週は練習にフル参加しており、これはドビンズがポストシーズンでバッファロー・ビルズに敗れた2021年1月16日以来の試合出場となる前兆かもしれない。
レイブンズはシーズン第1週にランプレーで勢いを増すことができず、試合を通して63ランヤードしか稼げなかった。これはクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンが司令塔になってから最も低い数字だ。この試合ではRBケンヤン・ドレイクがキャリー11回で31ヤード(キャリー平均2.8ヤード)を記録してチームをけん引している。序盤からすべてのレップスを任されることはないとしても、ドビンズが戻ってくるのはドルフィンズとの対戦を控え、2勝0敗でシーズンを開始する可能性を秘めているレイブンズにとって大きな恩恵となるはずだ。
レイブンズにとって残念なことに、チームは足首のケガでダウトフルとなっているレフトタックル(LT)ロニー・スタンリーを欠いた状態で試合に臨む可能性が高い。他にも、コーナーバック(CB)のマーロン・ハンフリー(鼠径部/そけいぶ)とマーカス・ピータース(膝)がクエッショナブルとなっている。
【RA】