バッカニアーズWRエバンスとセインツCBラティモアが乱闘で退場
2022年09月19日(月) 09:41現地18日(日)に行われたタンパベイ・バッカニアーズ対ニューオーリンズ・セインツ戦の第4クオーター序盤に起きた大規模な乱闘は、不仲のスター選手2人の退場処分につながった。
最終的にバッカニアーズが20対10で勝利した試合で、バッカニアーズのワイドレシーバー(WR)マイク・エバンスとセインツのコーナーバック(CB)マーション・ラティモア――長年にわたって何度もケンカしてきた2人の選手――が退場させられた。バッカニアーズのWRスコット・ミラーへのパスがインコンプリートになった後、エバンスがラティモアを地面に押し倒したことでそのような事態になっている。
試合終了まで13分を切り、3対3で同点となっている中、クオーターバック(QB)トム・ブレイディのパスがインコンプリートになった後、数名のバッカニアーズとセインツの選手が口論を始めた。この口論はラティモアとブレイディから始まったと見られている。
まず、バッカニアーズのランニングバック(RB)レナード・フォーネットがラティモアを押した。それを受けてフォーネットを追いかけたラティモアが、駆け寄ってきたエバンスによって地面にたたきつけられている。この乱闘の中でフラッグが投げられ、エバンスとラティモアの両名が退場させられた。
エバンスはラティモアとの過去について聞かれた際に『ESPN』のジェフ・ダーリントンに次のように話している。「めちゃくちゃコンペティティブ。今日、あいつは感情的になり過ぎていた。フィールドにいるヤツを殴ったらだめだ。あいつはレニーにパンチを食らわせた。俺はチームメイトがそんな目に遭うのを放っておけない。だから突き飛ばしたんだ・・・それが乱闘になった」
2人の悪名高いバトルの1つは2017年シーズンに行われた試合後にも起こっている。このときはエバンスが当時ルーキーだったラティモアを突き飛ばし、後にその件に関与したとして1試合の出場停止処分を受けた。
その口論もニューオーリンズで起こったもので、ラティモアが現在のチームメイトで当時バッカニアーズに所属していたQBジェイミス・ウィンストンを押したのが事の発端となっている。
【RA】