45歳になったトム・ブレイディが今シーズンついに、ベテランとしての待遇を受けることになる。

タンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック（QB）ブレイディが現地14日（水）を休日として練習を休んだ。チームの計画を知る関係者によると、ブレイディは輝かしいキャリアで初めて、シーズン中の毎週水曜日に同じ指定を受けることになるという。

過去2年間で、ブレイディはシーズン中に何度か木曜日を休みにしたことがあったが、毎回ではなかった。

ブレイディが私的な理由での休暇とメンタルレップスを受ける一方で、バックアップQBブレイン・ギャバートが第1ダウンおよび第2ダウンのレップスの日を担当することになる。これまで経験してきた豊富なスナップを考慮すると、ブレイディがプラクティスウイークにフルで参加しなくても問題ないだろうと考えられている。

一方、今回の件で必要とされているギャバートはその恩恵を受けるかもしれない。なぜなら、ギャバートは他のほとんどのバックアップQBよりも多くのプラクティスレップスを受けるようになるからだ。ギャバートは以前よりも良い切れ味を発揮できるようになる可能性がある。

ブレイディは先週にポッドキャスト『Let’s Go!（レッツ・ゴー）』に出演した際、バッカニアーズが19対3でダラス・カウボーイズに勝利した後にいつもより少し痛みを感じていると明かした。しかし、ブレイディは同じ週に「今日は最高の気分だ。ああ、最高だ」と報道陣に話している。

ヘッドコーチ（HC）トッド・ボウルズはブレイディの休暇について質問されたときに、バッカニアーズのベテラン選手で今シーズンに休暇を取るのはブレイディだけではないだろうと述べた。

金曜日に練習の機会について「ほとんどの選手にとって、それは重要だ」とコメントしたボウルズHCは「しかし、リーグである程度の期間プレーしていて、決まったやり方で準備を進めていたら、そういう選手をひっきりなしに練習させる必要はないだろう。練習はするが、ずっと練習することはない。シーズンは長いから、ちらほら休みをとることはあるだろう」と続けている。

【RA】