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49ersのQBランス、右足首骨折の手術が無事終了で来季完全復帰へ

2022年09月20日(火) 08:46

サンフランシスコ・49ersのトレイ・ランス【AP Photo/Tony Avelar】

右足首を負傷したサンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)トレイ・ランスの手術は無事終わったとチームが現地19日(月)に発表した。2023年シーズンに向けては完全に回復することが見込まれている。

チームは声明の中で「手術はスタンフォード病院で執刀され、ランスの足首の2か所の負傷である腓骨骨折と靭帯断裂の治療が行われた」と述べた。

「ランスはこれからリハビリのプロセスを開始し、チームの医師長であるドクター・ティム・マカマダスは2023年シーズンには完全復帰が可能なタイミングで回復すると確信している」

ランス本人も後にソーシャルメディアに手術後の写真を投稿し、“すべてのメッセージと祈り”に感謝を示すと共に、手術が無事成功したことを強調している。

「すべてのメッセージと祈りに、心から感謝している。手術は成功し、リハビリプロセスに取りかかる準備は万端だ。理由など決して分からないが、これもすべて神の計画のうちだと信じている。この章によって、さらに素晴らしい物語になるのさ!」

ランスは日曜日にチームが27対7でシアトル・シーホークスに勝利した試合の第1クオーターで足首を骨折した。ランスは中央に向けてランを試みた際にタックルされている。カートでフィールドを去る際には右足に保護具が装着されていた。

2022年シーズンは49ersの先発としてチームを引っ張っていくはずだった元1巡目指名選手にとって、厳しいシーズン終了となった。

ノースダコタ州立大学の2年生だった際に16試合に先発したランスは、2020年には1試合でしかプレーしなかったものの、49ersはそれを意に介さず2021年ドラフトの全体3位でランスを指名している。ルーキーイヤーには負傷したジミー・ガロポロに代わって2試合で先発。2022年は5つのクオーターをプレーしきらないタイミングで、ケガによってシーズン終了になってしまった。

今後は契約を調整してチームにとどまったガロポロがフルタイムの先発クオーターバックを務めることになる。プレーオフ進出が有望なロースターを擁する49ersは、ジミーGがとどまっていたことを間違いなく喜んでいるだろう。

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