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マンデーナイトで2勝10敗となったバイキングスQBカズンズ

2022年09月20日(火) 16:25

ミネソタ・バイキングスのカーク・カズンズ【AP Photo/Matt Rourke】

クオーターバック(QB)カーク・カズンズにはまだプライムタイムで戦う準備ができていない。

印象に残るシーズン初戦に続き、カズンズの長年の欠点がシーズン第2週でも見られている。

ミネソタ・バイキングスのクオーターバックであるカズンズは、フィラデルフィア・イーグルスに24対7で敗れたマンデーナイトフットボールで3回のインターセプトを喫した。今回の敗北によって、カズンズのキャリアを通じたマンデーナイトの戦績は2勝10敗となっている。『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、これはリーグ史上最も低い成績だという。

カズンズの最終的なスタッツはパス46回中27回成功、221ヤードで、第2クオーターには2ヤードのタッチダウンパスをタイトエンド(TE)アーブ・スミスに通しており、インターセプトは前述の通り3回。QBレーティングは51.1だった。カズンズの苦戦やターンオーバーにもかかわらず、バイキングスの新人ヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルはハーフタイムまでについた17ポイントの差をひっくり返すことができなかった攻撃陣のバランスの欠如を指摘し、自ら責を負っている。

「カークは今夜、奮闘したと思う。彼を厳しい立場に置いたし、われわれの全体的な攻撃陣の哲学は、そういったものを活性化できないときに、クオーターバックに多くのプレッシャーをかけると思う。だからこそ、私は100%の責任を負っている」とオコンネルHCとは語った。

イーグルスのQBジェイレン・ハーツは、カズンズとバイキングスがつまずいた後半に、輝きを見せていた。合計でタッチダウン3回を記録し、リードを24対7まで広げている。後半のミネソタのラッシングは5回のみだった。

「早い段階で遅れをとったせいで、多分、本来よりも少し多く投げなければならなかったのかも。そのせいで、自分たちが望むようなバランスを保てなかった」と言うカズンズは「それはゲームの展開からくるもので、俺たちは確かに、できるだけバランスが取れた状態でいたい」と続けている。

カズンズは後半にイーグルスのCBダリウス・スレイによって脅威を与えられた。スレイがバイキングスのスターワイドアウトであるジャスティン・ジェファーソンをカバーし、2度のピックを強いている。また、前半でつけられた差が後半のパス偏重の戦い方につながったとは言え、カズンズ率いる攻撃陣はゲームタイムの序盤30分でも同じくらい悲惨な状況だった。バイキングスは2回連続でスリーアンドアウトとなり、前半終了までにさらに2回のスリーアンドアウトを喫している。

「難しかったことの一つは、俺たちがフィールドにとどまれなかったことだ。十分にプレーをつなぐことができなかった。序盤のスリーアンドアウトは俺たちが望んだことじゃなかった」とカズンズは話した。

『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば、カズンズはドロップバックの33.3%でプレッシャーを受け、2度サックされている。プレッシャーがかかっている状況で、カズンズはパス14回中6回成功、51ヤード、タッチダウン1回、インターセプト2回を記録した。

「彼らのディフェンスは称賛に値する。彼らはラッシュやカバレージでいい仕事をしたし、そのコンビネーションは俺たちにとって厳しかった」とカズンズはコメントしている。

2015年以来、カズンズは月曜日に11回のインターセプトを喫している。NFLリサーチによれば、これはリーグ最多の数字だ。

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