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バッカニアーズWRエバンスの出場停止処分は覆らず、第3週欠場へ

2022年09月22日(木) 08:36


タンパベイ・バッカニアーズのマイク・エバンスとニューオーリンズ・セインツのマーション・ラティモア【AP Photo/Jonathan Bachman】

タンパベイ・バッカニアーズのワイドレシーバー(WR)マイク・エバンスに科された1試合の出場停止処分が支持され、エバンスは日曜日に実施されるシーズン第3週のグリーンベイ・パッカーズ戦を欠場すると、リーグが現地21日(水)に発表した。

エバンスが申し立てた上訴についてはNFLとNFLPA(NFL選手会)が共同で任命した上訴担当官の元NFLワイドレシーバー(WR)ジェームズ・スラッシュが火曜日に審問を行っている

9年目のベテランであるエバンスは、バッカニアーズが先週日曜日にニューオーリンズ・セインツに勝利した試合で発生した乱闘への関与によって月曜日に出場停止処分を科されていた。エバンスがタンバベイのアクティブロースターに復帰できるのは引き続き9月26日(月)からとなっている。

リーグはエバンスの無給での出場停止処分は「不必要な粗暴行為とスポーツマンシップに反する行為の規則違反」によるものとしている。

いさかいはクオーターバック(QB)のトム・ブレイディとランニングバック(RB)レナード・フォーネットがセインツのコーナーバック(CB)マーション・ラティモア、セーフティ(S)マーカス・メイと口論になったことから始まった。フォーネットとラティモアが押し合いになったところに駆けつけたエバンスがラティモアの不意をついて強く押したことで、乱闘にエスカレートしている。

エバンスとラティモアはこの試合から退場させられ、最終的には20対10でバッカニアーズが勝利している。エバンスは2017年にもラティモアとの騒動によって1試合の出場停止処分を科されていた。

29歳のエバンスは今季2試合でキャッチ8回、132ヤード、タッチダウン1回をマークしている。

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