低調なスタートに「過剰反応してはいけない」とコルツHCフランク・ライク
2022年09月22日(木) 13:36インディアナポリス・コルツは去る日曜日に喫したジャクソンビル・ジャガーズへの24対0の敗北を含む、シーズン0勝1分1敗のスタートから抜け出す答えを探している。
ヘッドコーチ(HC)のフランク・ライクは、長期的なアプローチを取ることと、悲惨なスタートだからと言って急な変更をしないようにすることを意識している。
ライクは現地21日(水)、チーム公式ウェブサイトのララ・オバートンに「われわれは、ひどい敗北を受けて、それに過剰反応する誘惑に抵抗する必要がある。私の周りにいた素晴らしいコーチたちからも、同じ話を聞いた。物事をより複雑にしたり、全体的な変更を行ったりすることは解決策ではない。ただ、もっとうまくやらなければならないんだ」と話した。
第2週のコルツの攻撃陣は、ジョナサン・テイラーがキャリー9回で54ヤードを稼ぎ、マット・ライアンがパス30回中53.3%の成功率で195ヤードを獲得したものの、インターセプト3回、サック5回を受け、ファーストダウン獲得はわずか9回、総ヤード数は218ヤードと散々な内容だった。ライクはオフェンシブライン(OL)が苦戦したことを認めたが、力を発揮しきれていない問題はオフェンス全体にある。
ライクはモチベーションではなくフィールド上での実行力が重要だと付け加えた。
ライクは『CBS4 Indy(CBS4インディ)』のアレクサ・ロスに「問題はロッカールームでのスピーチについてではないし、試合前の土曜夜のミーティングのことでもない。もしそこに問題があった場合、土曜日の試合展開なら正直勝てていただろう」と話した。
ライアンの苦戦にもかかわらず、ライクはバックアップのニック・フォールズへの交代は考えていないことを認めた。
「マットがクオーターバックであることはうれしいが、われわれ全員がもっと良くならなくてはならない。彼はわれわれが行きたいところに連れて行ってくれる」
コルツに必要なのは勝利だが、第3週にパトリック・マホームズ率いる2連勝中のカンザスシティ・チーフスと対戦することは簡単ではない。
コルツにとってのプラス面は、スターワイドレシーバー(WR)のマイケル・ピットマンが大腿四頭筋の負傷で第2週を欠場した後、水曜日に練習に参加していることが挙げられる。また、ワイドアウトのアレク・ピアースも練習に参加する予定だが、まだ脳しんとうのプロトコルをクリアしていない。
【AK】