タッチダウンによってジェッツにチャンスを作ってしまったことを後悔するブラウンズRBチャッブ
2022年09月22日(木) 15:07クリーブランド・ブラウンズがニューヨーク・ジェッツと対戦した第2週に衝撃の敗北を喫したことについては、クリーブランドに多くの責めるべき点がある。そして、一人一人の人間にとっては、自分にすべての責任があるのだ。
ランニングバック(RB)ニック・チャッブは2ミニッツウオーニングになるタイミングでファーストダウンを獲得した際、スライドするのではなくタッチダウンを決めたことへの後悔を示している。スライドしていれば、ジェッツにはタイムアウトが残っていない中、ブラウンズがニーダウンして時間を消費することができたのだ。
「正直言って、多分あそこで得点を入れるべきじゃなかった。後から見ればな。あれで俺たちはゲームを落とした」とチャッブは『Associated Press(AP通信)』に語っている。
「たくさんのことが悪い方に行った。一つだけじゃない。でも、一つのユニットとして、一つのチームとして、俺たちはいろいろなことでもっと別のやり方ができたはずだけど、勝てなかったというだけでそれは一つの問題なんだ。だから、俺はスライドしておくべきだった」
さまざまなことが悪い方向へ働き、ブラウンズは13ポイントのリードを失って31対30で敗れている。
まず、残り2分30秒でファーストダウンを獲得した後、ランニングバック(RB)カリーム・ハントが2度アウトオブバウンズになった点がある。ジェッツはタイムアウトを節約し、チャッブが得点したプレーが始まる時点で2分02秒としていた。チャッブはカットバックし、タックルを交わしつつ3ヤードラインの内側まで走った。
「(止まるのは)厳しかっただろう」とチャッブは言う。
「ファーストダウンマーカーは1(ヤード)から2(ヤード)のところにあったと思うし、ゴールラインもすぐそこだった。多分、ダウンが取れていただろう。サード・アンド・ショートか、サード・アンド・インチだったかもしれないけど、それはあり得たはずだ。アウトオブバウンズになる可能性もあったし、後ろに人がいて、彼らが俺を押すとか、そういうこともあっただろう。カットした後に、ただ倒れていたかもしれない」
そこからはひたすら過ちが拡大していった。
ルーキーのキッカー(K)ケイド・ヨークがエクストラポイントをミスした。ブラウンズのセカンダリーは系統が混乱し、クオーターバック(QB)ジョー・フラッコからワイドレシーバー(WR)コーリー・デイビスへの66ヤードのタッチダウンパスを許した。さらに、アマリ・クーパーがオンサイドキックに飛びつくことに失敗し、ジェッツに反撃のチャンスを与えてしまった。
クーパーはアグレッシブなプレーができなかったことに責任を負っている。
「俺がやらなきゃいけないプレーだったのに、できなかった」とクーパーは話した。
さらに、ブラウンズ守備陣はフラッコとジェッツに47ヤードの逆転タッチダウンパスを許す。残り時間は1分22秒、タイムアウトは残っていなかった。
ヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーはチームの勝利を奪った一連のミスについて、自分自身に矛先を向けている。
「私の責任だ。選手たちはそこから目をそらしていない。私も目をそらしていない」
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