プライム・ビデオで放送された今季初TNFの平均視聴者数は推定1,530万人
2022年09月23日(金) 10:30『Prime Video(プライム・ビデオ)』が『Thursday Night Football(サーズデーナイトフットボール/TNF)』の独占配信元として初めて放送したレギュラーシーズンゲームは大きな反響を呼んだ。
『Nielsen(ニールセン)』と『Amazon(アマゾン)』の第一者測定によると、先週木曜日にカンザスシティ・チーフスが27対24で勝利したロサンゼルス・チャージャーズ戦の視聴者数が全プラットフォームで平均1,530万人になったという。
プライム・ビデオの副社長を務めるジェイ・マリンは今週、スタッフへの覚書で「計測の結果、視聴者数は私たちの予想をすべて上回った」と述べている。
ニールセンが測定した視聴率のみを用いた場合の平均は1,300万人だった。『NFL Network(NFLネットワーク)』で放送された昨シーズン第2週のワシントン・コマンダース対ニューヨーク・ジャイアンツ戦の平均視聴者数は884万人であり、今回はこれと比べて47%も増加している。
また、350万人の視聴者数を獲得した『CBS』の“Young Sheldon(ヤング・シェルドン)”を上回り、地上波もしくはケーブルテレビを通じて最も視聴された番組にもなった。
アマゾンは広告主に対して、ニールセンの数字をもとに、今シーズンの平均視聴者数が推定1,260万人になると伝えている。アマゾンのトラッキングによる追加の数字は、同社がコネクテッドTVと同社のアプリ、および『Twitch(ツイッチ)』で個別のフィードを試聴している可能性のある人の視聴状況を測定できることに由来している。
また、この試合により、同社の有料サービスであるアマゾンプライムへの加入者数が過去最多になった。マリン副社長によると、試合中のアマゾンプライムへの加入者数はプライムデー、サイバーマンデー、ブラックフライデーを上回ったという。
アマゾンは先月、ニールセンと視聴率の追跡に関する3年契約を締結した。ニールセンがストリーミングサービスの視聴率を追跡し、その結果を含めるのは今回が初めてだ。
プライム・ビデオは11年契約で各シーズン15試合のサーズデーナイトゲームを放送することになっており、今回がその初シーズンとなっている。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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