アーロン・ドナルドがキャリア通算100回のサックを達成したNFL史上2人目のDTに
2022年09月26日(月) 09:51ロサンゼルス・ラムズのスターディフェンシブタックル(DT)アーロン・ドナルドが数々の功績と称賛に満ちたキャリアの中でまた新たなマイルストーンに到達している。
現地25日(日)に開催されたアリゾナ・カーディナルス戦で、ドナルドはキャリア通算100回目となるサックを記録するという歴史的な偉業を成し遂げた。『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、ドナルドはこれにより、主にディフェンシブタックルとしてプレーしている選手で3桁のサックを記録した2人目の選手となったという。
ドナルドは第1クオーターにラインを突破してカーディナルスのクオーターバック(QB)カイラー・マレーをサック。これが100回目のサックとなった。今季はこれまでの3試合中2試合でサックを記録している。
ライン上を飛び回ることで知られているものの、ドナルドは主にインテリアディフェンシブラインマンであり、ミネソタ・バイキングスのオールプロ選手でプロフットボールの殿堂入りを果たした元DTジョン・ランドルに次いで、キャリア通算100回以上のサックを記録した2人目のディフェンシブタックルとなった。ランドルはサック137.5回をマークして輝かしいキャリアを終えている。サックは1982年に初めて公式な成績として数えられるようになった。
極限の破壊者とも言えるドナルドは、ラムズがシンシナティ・ベンガルズを破った昨季のスーパーボウルでもサック2回をマーク。プロボウルに8回、オールプロに7回選出されたほか、NFL守備部門年間最優秀選手賞に3回輝いてきたドナルドは、さらなるレガシーを築いている。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区のライバルであるカーディナルスとの対戦で、ドナルドがサック部門で成功を収めるのは初めてのことではない。日曜日の対戦に挑む前、ドナルドはカーディナルスとの16試合で合計15回のサックを記録しており、昨シーズン第14週に行われたレギュラーシーズン最後の対戦ではサック3回をマークしていた。
【RA】