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ビルズ戦を一時離脱したQBタゴヴァイロアがドルフィンズを勝利へと導く

2022年09月26日(月) 10:33

マイアミ・ドルフィンズのトゥア・タゴヴァイロア【AP Photo/Wilfredo Lee】

マイアミ・ドルフィンズがバッファロー・ビルズに21対19で勝利した試合で、クオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアは第2クオーターの終盤で離脱したものの、後半のスタートには復活した。

タゴヴァイロアは第1クオーターに背中をひねっており、さらにビルズのラインバッカー(LB)マット・ミラノによるヒットで背中が硬直し、よろめいたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じている。ラポポートによれば、ロッカールームで脳しんとうのチェックを受けたタゴヴァイロアは問題がないことが確認され、試合への復帰を許可されたとのことだ。

パスプレーの最後にミラノにヒットされたタゴヴァイロアは激しく地面に倒れ込み、ヘルメットの後部を芝生にぶつけたように見えた。タゴヴァイロアはこのプレーの後によろめき、前半終了まで残り数分のところでロッカールームへと向かった。当初、試合復帰はクエスチョナブルと発表されていたが、第3クオーターでフィールドに戻っている。

『NFLネットワーク』のトム・ペリセロが指摘した通り、NFLおよびNFL選手会(NFLPA)の脳しんとうプロトコルによれば、選手の粗大運動に乱れが見られた場合、“チームドクターがUNC(無所属の神経外傷コンサルタント)と相談した上で、神経への影響が原因であると判断された場合は試合に戻ることができない”とされている。タゴヴァイロアの場合、医師は神経に関わるものではないと判断したとペリセロはつけ加えた。

タゴヴァイロアがフィールドを離れていた間、バックアップQBのテディ・ブリッジウォーターが3回のスナップを代わりに務め、ドルフィンズはそのポゼッションをパントで終わらせている。

タゴヴァイロアは18回中13回のパスを成功させて186ヤードとタッチダウン1回を記録して勝利に貢献した。ドルフィンズはこれで3勝0敗となる。

【R】