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カーディナルスQBパーマー、まだ脳震とうプロトコル中

2016年10月05日(水) 18:56

カーディナルスQBカーソン・パーマー【AP Photo/Rick Scuteri】

アリゾナ・カーディナルスのクオーターバック(QB)カーソン・パーマーがサーズデーナイトフットボールに間に合うかどうか、そのステータスはまったく未定だ。

アリゾナ・カーディナルスのヘッドコーチ(HC)ブルース・アリアンズは記者に対し、「カーソンはチーム施設にいたが、まだ脳震とうプロトコル中で検査も受けている」と明かした。第4週のロサンゼルス・ラムズ戦で黒星を喫した試合の第4クオーター、パーマーは脳震とうを発症。代わって出場したバックアップQBのドリュー・スタントンは短時間で2回のインターセプトを受けた。

5日(水)には木曜夜に行われるサンフランシスコ・49ers戦に向け、カーディナルスはサンフランシスコへと飛び立たねばならない。それゆえ、パーマーが木曜日の試合に出場する可能性は低いと予想されてはいるが、HCアリアンズは火曜早朝の電話会議の中で「パーマーが試合に出場する可能性はある」と述べている。

いずれにせよカーディナルスは今週、是か非でも白星がほしい。昨シーズン圧倒的な力を誇ったオフェンス陣も今年は開幕戦第1クオーターから停止状態であるカーディナルスは、6日に今シーズンこれまで1勝3敗のサンフランシスコ・49ersと対戦する。先発QBが出場しようが、しまいが、カーディナルスが冴えない49ersに敗れるようなことがあれば、彼らの期待された今シーズンは決して這い上がることのできない奈落の底に落ちていくだろう。