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確実な回復を目指してセインツQBジェイミス・ウィンストンが水曜日に休養

2022年09月29日(木) 12:17

ニューオーリンズ・セインツのジェイミス・ウィンストン【AP Photo/Rusty Jones】

ニューオーリンズ・セインツの傷だらけの攻撃陣は、現地28日(水)に数名の主要選手を欠いていた。

クオーターバック(QB)ジェイミス・ウィンストン(背部/足首)に加え、ワイドレシーバー(WR)のマイケル・トーマス(足)とジャービス・ランドリー(足首)がロンドンで行われたチームのセッションに参加していなかった。ただし、セインツにとって幸運なことに、これらの不在はそれほど懸念されるものではないという。

ウィンストンがいなかったことについて報道陣から質問を受けたヘッドコーチ(HC)のデニス・アレンは「単純に休養を多く取って、彼の健康状態を確かなものにしようというだけ。彼は明日には戻るはずだ」と答えている。

セインツは日曜日(アメリカ東部時間9時30分、日本時間22時30分)にロンドンでミネソタ・バイキングスと対戦する。

ウィンストンはACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂から復帰し、過去2週間は背部の痛みを抱えながらプレーしていた。その痛みと呼応するかのように、攻撃陣も苦戦している。セインツは22対14でカロライナ・パンサーズに敗れた試合で、ボールを所有しているときにそれほど攻め込むことができず、第4クオーターまでタッチダウン1回という状況だった。ウィンストンは試合の大部分で落ち着きがないように見え、セインツは一つのユニットとして苦戦している。

それでも、アレンHCはクオーターバックの変更を検討しないという姿勢を貫いている。一方、ウィンストンは水曜日の休養を自分から要請したわけではないと話した。

「そういう計画だった。俺の選択じゃない」とウィンストンは言う。

ウィンストンの休みがぜいたくな措置としてのものだったのか、必要性にかられてのものだったかはともあれ、ファーストチームの練習はベテランバックアップのアンディー・ダルトンに委ねられた。2番手のシグナルコーラーのスナップはテイサム・ヒルが担当しており、ヒルが本格的なレップスを経験するのはアレンHCがショーン・ペイトン元HCから仕事を引き継いで以来、初めてのことのようだ。

「彼がいずれこのQBルームでいくらかのレップスをやるというのが、このプロセス全体をスタートしたときからプランのうちに入っていた」とアレンHCは言う。

「それは本当に最初からのプランの一部だったし、確かに彼はトレーニングキャンプで負傷し、彼を各ルーム間であれこれ動かすには限度があった。彼にはこれからもそのスポットでレップスを続けてもらう」

ヒルは今季にボールキャリアとして活動し、ラン7回で95ヤード、タッチダウン1回をマークしている。一方で、ダルトンはまだセインツでのレギュラーシーズンでパスを試みたことはない。

ダルトンの価値はその経験にある。2021年にウィンストンを失ったセインツにとって、事態がどれほど急激に変わり得るかはよく分かっていることだ。ダルトンを加入させたのも、保険としての措置だった。

今のところそれ以上の変化はない。セインツはダルトンの役割がこれ以上大きくならないことを望んでいるだろう。

1日の休みがウィンストンのラインアップ入りに役立つのであれば、セインツはそれを実行するだろう。ウィンストンは同じ措置によってトップターゲットたちもフィールドに戻ってくることを期待しているはずだ。

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