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SNFのバッカニアーズ対チーフス戦は予定通りタンパで開催へ

2022年09月30日(金) 08:54


タンパベイ・バッカニアーズの本拠地レイモンド・ジェームス・スタジアム【Kirby Lee/NFL】

現地10月2日(日)に行われるカンザスシティ・チーフスとタンパベイ・バッカニアーズの一戦を、当初の予定通りタンパにあるレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催すると、NFLが木曜日に正式に発表した。

ハリケーン“イアン”がフロリダ州西部の海岸を襲ったため、バッカニアーズは今週、マイアミで練習することを余儀なくされており、日曜日の試合の開催場所は不確定となっていた。バッカニアーズは木曜日、タンパ地域が“今回の強力な嵐による最も深刻な結果”を免れ、サンデーナイトフットボール(SNF)でチーフスを迎える準備ができていることをリーグに通知したと発表している。

NFLの広報担当者は水曜日、ミネソタ・バイキングスのUSバンク・スタジアムが試合の代替会場になることを報道陣に明かしていた。木曜日の発表は、代替の計画がもはや必要ないことを意味している。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロはバッカニアーズが金曜日の練習後にタンパに戻る予定だと報じた。

バッカニアーズは木曜日に出した声明で次のように述べている。「私たちの思いや祈りは、ハリケーン“イアン”による深刻な被害を受けたフロリダ州南西部の何千人もの人々と共にある。また、タンパベイ地域が今回の強力な嵐による最も深刻な結果を免れたことに心から感謝している。地元や州の機関と協議した結果、日曜夜に行われるカンザスシティ・チーフスとの試合を当初の予定通りレイモンド・ジェームス・スタジアムで行うことができると、NFLに報告した」

「この数日間、私たちの地域が必要に応じて対処できるよう、精力的に働いてくださった地方政府機関や何千人もの救急隊員に感謝している。今週、練習施設の使用を許可してくださったマイアミ・ドルフィンズの皆様にも、その援助ともてなしに感謝申し上げる」

「また、私たちの南側に位置する最も大きな被害を受けた地域で、風雨と戦い、人命を救助し、近隣隣人を助けてくださった第一応答者や救急隊員にも心から感謝の意を表したい」

「私たちのコミュニティと嵐によって最も大きな被害を受けた人々を支援するために協力する方法については、近日中に追加情報をお知らせする」

【RA】