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QBタゴヴァイロアは地元の病院へ、5日間で2度目の試合離脱

2022年09月30日(金) 12:11

マイアミ・ドルフィンズのトゥア・タゴヴァイロア【AP Photo/Jeff Dean】

現地29日(木)に行われているシンシナティ・ベンガルズとの試合で頭部と首を負傷したマイアミ・ドルフィンズのクオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアが、救急車によってシンシナティの病院へ運ばれた。

試合を除外されたタゴヴァイロアには意識があり、四肢は完全に動かせる状態だった。

前半残り6分頃、タゴヴァイロアはベンガルズのディフェンシブタックル(DT)ジョシュ・トゥポウにタックルされ、ターフの上に倒されており、このときに背部と頭部を打った模様だ。タゴヴァイロアは倒れたまま腕を広げ、指をコントロールしようとしていた。タゴヴァイロアの指はボクサーやファイターがノックアウトされたときに見られる、フェンシング反応を起こしているように見えた。

タゴヴァイロアはトレーナーに付き添われた状態で数分間にわたって倒れており、ストレッチャーでフィールド外へ運ばれた後、救急車によってシンシナティ大学メディカルセンターに搬送されている。

今回の負傷のわずか5日前、タゴヴァイロアは先週日曜日に行われたバッファロー・ビルズとの試合も一時離脱している。このときは当初、頭部の負傷によってゲームを離脱したとチームから発表されていたものの、後半の最初から復帰し、最後までプレーして勝利を飾っている。ドルフィンズのヘッドコーチ(HC)であるマイク・マクダニエルは試合後、タゴヴァイロアは前半で背部を負傷しており、ビルズのラインバッカー(LB)マット・ミラノのヒットによってそれが悪化したと述べている。

NFL選手会(NFLPA)はその後、脳しんとうプロトコルが間違いなく行われたかについての調査を計画。NFLは水曜日に調査が進行中であることを認めたものの、あらゆる兆候からプロトコルが適切に行われたことが示されたと述べている。

木曜日の試合に先立ち、タゴヴァイロアは背部と足首の痛みによってクエッショナブルとされていたものの、先発出場を果たしていた。

サーズデーナイトフットボールを離脱するまで、タゴヴァイロアはパス14回中8回成功、110ヤード、タッチダウン0回、インターセプト1回を記録していた。QBテディ・ブリッジウォーターがドルフィンズのクオーターバックを引き継いでいる。

24歳のタゴヴァイロアは2020年NFLドラフトの全体5位で指名され、マイアミでの3シーズン目を迎えている。

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