ビルズQBアレンの鼠径部付近をつかんだとしてドルフィンズDTウィルキンスに192万円の罰金
2022年10月03日(月) 10:40現地9月25日(日)に行われた試合で、選手が山のように重なったタイミングでバッファロー・ビルズのクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンの鼠径(そけい)部付近をつかんだとして、マイアミ・ドルフィンズのディフェンシブタックル(DT)クリスチャン・ウィルキンスが13,261ドル(約192万円)の罰金を科された。ウィルキンスはこの処分に不服を申し立てるつもりであり、その行為自体を否定していると情報筋が明かしている。
そのプレーの後、動揺してウィルキンスのヘルメットをはぎ取ったアレンは、不必要なラフネスにより15ヤードのペナルティを受けた。その影響により、長く続いた第4クオーターは得点に結びつくことなく終わり、ビルズは最終的に21対19で敗れている。
アレンは罰金を科されていない。
アレンは“Good Morning Football(グッドモーニング・フットボール)”のカイル・ブラントがホストを務めるポッドキャスト“Kyle Brandt’s Basement(カイル・ブランツ・ベースメント)”に出演した際に「しょうがないよ。彼はコンペティターだ。カレッジ時代からそれで有名だった。俺はそれを理解しておくべきだったし、そのせいで理性を失うべきじゃなかったけど、カッとなるときはあるし、そういうことは起こってしまうものだ。ここで何かを主張したり、誰かを不幸な目に遭わせたりしようとは思わない。でも、自分が感情に流されるべきではなかったと思っている」とコメントした。
クレムソン大学に所属していたウィルキンスは、2016年12月に行われたフィエスタボウルで、プレー後にオハイオ州立大学のワイドレシーバー(WR)カーティス・サミュエルの両足の間に手を入れる様子をテレビカメラに捉えられ、後にその件について謝罪している。
【RA】