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ペイトリオッツ戦での勝ち方は「持続可能」ではないとパッカーズQBロジャース

2022年10月04日(火) 14:50


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Matt Ludtke】

現地2日(日)、グリーンベイ・パッカーズはランボー・フィールドで延長戦の末にニューイングランド・ペイトリオッツに27対24で勝利したが、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースはさらに良いプレーをしなければならないと思っているようだ。

『ESPN』によると、ロジャースは試合後に「こういう勝ち方はディフェンスにプレッシャーをかけすぎてしまうから持続可能ではないと思う。もちろん、もっと良いプレーをしなきゃいけなかったし、これからそうするつもりだ」と語ったという。

QBブライアン・ホイヤーが第1クオーターに頭部を負傷したことを受けて代わりに出場した新人QBベイリー・ザップと対峙(たいじ)していたにもかかわらず、パッカーズはペイトリオッツを突き放すことができなかった。

ロジャースは試合の前半、パス11回中4回成功、44ヤード、パサーレーティング11.2を記録しただけではなく、相手にインターセプトリターンタッチダウンを許すなど、散々な成績だった。ロジャースがランボー・フィールドでピックシックスを喫したのはキャリアで2度目のことであり、これが原因でハーフタイムの前にペイトリオッツにリードを許すことになった。

ロジャースはこのインターセプトリターンタッチダウンについて「ひどく投げ損ねた」と明かしている。ペイトリオッツの新人コーナーバック(CB)ジャック・ジョーンズはこのプレーを成功させるためにその場に戻ってこなければならなかったが、ロジャースは「ボールを投げようと思っていた場所に投げていたら、彼はたぶん楽々とをキャッチしていただろうね」とコメントした。

また、ロジャースは新人ワイドレシーバー(WR)ロミオ・ドゥブスへの悪球がファンブルにつながった責任も自らにあるとしている。

後半と延長戦で持ち直したロジャースはそこでパサーレーティング124.8、タッチダウン2回を記録。パッカーズは後半ではフィールドの奥まで攻め込むことができた。前半2クオーターに10ヤード以上のパスを5回中1回しか成功させられなかったロジャースだが、後半は9回中7回を成功させている。

「落ち着いていたし、普段は前半も後半もひどくなることはないから、自分に期待する形に戻って、俺たちはフットボールを動かし始めたのさ」

パッカーズは何とか勝利を収めたものの、ロジャースはその努力について正直に語った。おそらく、初出場の新人QBが相手でなければ、結果は違っていただろう。

「3番手のクオーターバックに負けて2勝2敗というわけにはいかないし、3つすべての面で素晴らしいプレーができていなかったから、この1勝は必要だった。勝ったときの喜びは何一つ変わらないけど、これは勝たなきゃならなかった」

パッカーズはシーズン第5週にロンドンで行われるニューヨーク・ジャイアンツ戦に向けて、現在3勝1敗となっている。

【RA】