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QBプレスコットのボールのグリップは「プレーには十分ではない」とカウボーイズオーナー

2022年10月05日(水) 12:16

ダラス・カウボーイズのダック・プレスコットとタンパベイ・バッカニアーズのシャキール・バレット【AP Photo/Michael Ainsworth】

クオーターバック(QB)ダック・プレスコットは現地4日(火)にとった医師とのアポイントメントで投球側の親指のケガの進展について現状を確認する。とは言え、ダラス・カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズは、プレスコットのシーズン第5週の出場準備が整う可能性について楽観していない。

火曜日の朝、ダラスの『105.3 The Fan(105.3ザ・ファン)』からプレスコットが今はフットボールを握れるのか尋ねられたジョーンズは「いや。プレーできるほどではない」と応じた。

カウボーイズは今のところプレスコットを除外する意向ではなく、グリップが改善するかを見る時間を与えるようだ。

『Bloggin’ The Boys(ブロッギン・ザ・ボーイズ)』のマイク・レーンによれば、ジョーンズオーナーは「彼は毎日そこで前進し、ボールが握れるようになるところへ向かっている」とコメントしたという。

「あなたがたが技術的な部分やフィジカルな部分、もしくはどういった反応があるかや、どう回復しているかなどについて、より良いニュースを聞けるかは分からない。だから、こういったあらゆることが進んでいる中で、ケガに関しては――ケガを負った箇所の問題もあり――毎日の判断で進めており、より前進していけるかについては分かっていない。ケガの回復に関しては、私もよく言っているようにどうなっていくかは神のみぞ知るところだ。だが、彼は素晴らしい週を送り、復帰するために懸命に取り組むだろう。私に言えるのはそれだけだ」

カウボーイズのヘッドコーチ(HC)であるマイク・マッカーシーは月曜日、プレスコットがフィールドに復帰する前には、1週間をフルに使った準備期間を置きたいと話していた。

QBクーパー・ラッシュがカウボーイズを3連勝に導いている中、チームは以前ほどプレスコットを急いでフィールドに戻さなければならないというプレッシャーを感じていない。

ジョーンズオーナーは興味深い示唆をしている。プレスコットが戻ってくるまでにラッシュが十分な活躍をすればQB論争を起こすのではないかというものだ。ただし、勝利を積み重ねることでプレスコットが健康になってもラッシュの起用を続ける可能性について尋ねられると、「いやいや」と否定した後、「今の私の見解ではそれはない」とつけ加えた。

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