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カーディナルスがWRアンディ・イザベラをウェイバーに

2022年10月05日(水) 13:36

アリゾナ・カーディナルスのアンディ・イザベラ【Cooper Neill via AP】

何年もトレードやアリゾナでの未来についてのうわさがあったワイドレシーバー(WR)アンディ・イザベラのアリゾナ・カーディナルスでの日々は、むしろやや拍子抜けの終わりを迎えた。

カーディナルスが現地4日(火)にイザベラをウェイバーにかけ、それに付随した動きとしてラスベガス・レイダースの練習生だったオフェンシブラインマン(OL)ビリー・プライスと契約したことをチームが発表した。

また、カーディナルスはキッカー(K)マット・アメンドーラを練習生に迎え、クオーターバック(QB)ジャレット・ギャランタノをリリースしたことも明かしている。アメンドーラは先日にカンザスシティ・チーフスからリリースされており、負傷したマット・プレイターが出場できない場合に備える。

俊足のイザベラは3月にトレードを追求する許可を得ていたものの、実現には至らず、ウェイバーへと向かっている。ウェイバーを通過した場合、木曜日のアメリカ東部時間16時からフリーエージェンシーとなる。

2019年NFLドラフトの2巡目でカーディナルスから指名されたマサチューセッツ大学出身のイザベラには、大きな期待がかかっていた。しかし、何度か鮮やかなプレーを見せた以外は、アリゾナ攻撃陣における長期的なオプションになっていない。クオーターバック(QB)カイラー・マレーとはドラフト同期だが、数字が残せなかったのと同様に、2人の間に親和力は生まれなかったようだ。

今もルーキー契約下にあるイザベラは、3年と少しの間にキャッチ33回、447ヤード、タッチダウン3回という記録にとどまっている。出場した試合は39試合、先発は3回のみだった。2022年シーズンには3試合でプレーしてターゲット5回中キャッチ2回。シーズン第4週のカロライナ・パンサーズ戦ではスナップ14回でプレーして、ターゲットにはなっていない。

まだ25歳のイザベラ。他に合う場所が見つかれば、全力で取り組むことができるはずだ。

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