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シーズン第4週の最優秀選手にシーホークスQBスミス、チーフスQBマホームズが輝く

2022年10月06日(木) 17:53

シアトル・シーホークスのジーノ・スミス【AP Photo/Stephen Brashear】

シアトル・シーホークスのクオーターバック(QB)ジーノ・スミスのルネサンスが満開を迎えている。

スミスのキャリア再興とカンザスシティ・チーフスQBパトリック・マホームズの継続的な輝きが、現地6日(水)に発表されたシーズン第4週の週間最優秀選手賞へとつながった。

スミスは日曜日のデトロイト・ライオンズ戦で320ヤードを投げて2つのタッチダウンを決め、シーホークスが48対45で勝利している。スミスがNFC攻撃部門週間最優秀選手の称号を獲得したのはニューヨーク・ジェッツにいたルーキーイヤーの第5週にAFC週間最優秀選手に選ばれて以来のことで、キャリア2度目。パス成功率76.7%(30回中23回成功)という彼の精度が再び目を引いており、タッチダウンはランと合わせて計3回を達成した。

マホームズは今季2度目のAFC攻撃部門週間最優秀選手に選ばれており、キャリア8度目の受賞となる。チーフスが41対31でタンパベイ・バッカニアーズに勝利したサンデーナイトゲームでマホームズは37回中23回のパスをコンプリートして249ヤードを獲得、タッチダウン3回、インターセプト1回と驚異の活躍を見せた。ハイライトメーカーとして知られるマホームズのスクランブル、スピン、そしてランニングバック(RB)クライド・エドワーズ・ヒレアーへのタッチダウンパスはここまでのシーズンを代表するプレーの1つとなっており、チーフスの印象的な勝利の鍵となった。

ジャクソンビル・ジャガーズへの逆転勝利に貢献したフィラデルフィア・イーグルスのラインバッカー(LB)ハサン・レディックがNFC守備部門の週間最優秀選手に選ばれている。ビッグプレーを積み重ねたレディックは最終的にタックル4回、サック2回、ファンブルフォース2回、ファンブルリカバリー2回とタックルフォーロス1回を記録して試合を終えた。

追い上げる立場からボルティモア・レイブンズに23対20で勝利したバッファロー・ビルズで、その鍵を握ったのはセーフティ(S)ジョーダン・ポイヤーだ。2回のインターセプト、6回のタックルと3回のパスディフェンスを挙げたポイヤーはAFC守備部門の週間最優秀選手に選ばれている。

ロンドンから勝者となって帰途についたミネソタ・バイキングスからは、優れた腕前を披露したキッカー(K)グレッグ・ジョゼフがNFCスペシャルチームの週間最優秀選手に選ばれた。ジョゼフは5回のフィールドゴールアテンプトを全て成功させ、計16点を挙げている。28対25でニューオーリンズ・セインツへの勝ち越しを決めたのが彼の47ヤードキックだった。

AFCスペシャルチーム部門の週間最優秀選手賞はシンシナティ・ベンガルズのKエバン・マクファーソンが獲得している。サーズデーゲームでベンガルズはマイアミ・ドルフィンズに27対15で勝利した。マクファーソンはポイントアフターアテンプト3回と57ヤードのキックを含むフィールドゴール2回を全て成功させた。

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