ニュース

コルツがブロンコスとのTNFに向けRBリンゼイを練習生から昇格

2022年10月07日(金) 08:37


インディアナポリス・コルツのフィリップ・リンゼイ【AP Photo/Doug McSchooler】

かつては途絶えそうだったフィリップ・リンゼイのNFLキャリアが、インディアナポリスで続く。

新チームでのデビューを迎えるにあたり、リンゼイは馴染みのあるチームと対峙するだろう。デンバー・ブロンコスとのサーズデーナイトフットボール(TNF)に向け、インディアナポリス・コルツがランニングバック(RB)のリンゼイを練習生から昇格させると『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じた。

チームは後に、ディフェンシブタックル(DT)クリス・ウィリアムズの昇格とともにこのニュースを認めている。

リンゼイはRBジョナサン・テイラーが足首の負傷によって木曜日にプレーできないことが明らかになったのを受け、アクティブロースターに加わった。

テイラーはこれまでのコルツのラッシングオフェンスのほぼすべてを担っており、チームが記録した351ラッシングヤードのうち、328ヤードをテイラーが獲得している。コルツは攻撃面でかなりの苦戦を強いられている――得点ではランキング最下位――ため、相対的に見れば、2021年にブレイクしたスターであるテイラーについても同じだと言える。昨シーズンにキャリー平均5.5ヤードをマークしたテイラーは、今季はキャリー平均4.0ヤードにとどまっていた。

リンゼイがコルツのラッシングの数字を伸ばすことができたとしても、テイラーにはおよばないだろう。2年連続で1,000ヤード超えを果たす形でキャリアをスタートさせたリンゼイだが、過去2シーズンは合わせて751ヤードと低迷している。

リンゼイはラッシングで27位につけ、RBナイヒーム・ハインズらを擁する攻撃陣に加わる。木曜日の試合では、元所属チームを相手にリンゼイがどれほどのアクションをするのかに注目だ。

ブロンコスに関しては、ゲームデーロースターでRBジャボンテ・ウィリアムズをRBラタビアス・マレーと交代させていない。NFLネットワークのイアン・ラポポートは木曜日に、先日にニューオーリンズ・セインツの練習生からブロンコスに加わったマレーは、コルツ戦でインアクティブの見込みだと伝えていた。ウィリアムズがシーズン終了となった今、ブロンコスはメルビン・ゴードンとマイク・ブーンをバックフィールドに据えて前に進んでいく。

【A】