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オフシーズンにパンサーズとのトレードトークがあったと49ersのQBガロポロ

2022年10月07日(金) 11:12


サンフランシスコ・49ersのジミー・ガロポロ【AP Photo/Jed Jacobsohn】

このオフシーズンにどこかでボタンがかけ違っていたら、クオーターバック(QB)ジミー・ガロポロはカロライナ・パンサーズにいただろう。

実際には、ガロポロは来る日曜日にパンサーズと対峙することになる。今もガロポロが所属しているとは誰も思っていなかったチームの一員として。

オフシーズン中のトレードの可能性という部分で、パンサーズとの話が進んでいたのかを現地6日(木)に尋ねられた際、ガロポロは「ああ、2つのチームと話を進めていたと思う。そのどれも実現はしなかった。彼らはリストのトップにいた。というか、トップ2の一つだね」

「事態がうまく進んでうれしいよ。俺はここにいる。だから、今はここでのことに集中している」

もちろん、このオフシーズンのガロポロの選択肢は限られていた。高額の契約と、肩の手術を受けた影響だ。当時の49ersはサラリーをカットした上でガロポロをバックアップクオーターバックとしてとどめることに満足しており、先発QBトレイ・ランスが足首の負傷でシーズン終了となったことから、今やそのガロポロがQB1の位置につけている。

しかし、オフシーズンの間のガロポロはQB職に空きがあるチームのいくつかに目を向けていた。

パンサーズは1月の初めにクリーブランド・ブラウンズとのトレードでQBベイカー・メイフィールドを迎えている。結果として、この週末にはガロポロとメイフィールドが相対するチームのクオーターバックとしてフィールドに立つことになった。

今季3試合でガロポロはパス77回中47回成功(61.4%)、604ヤード、タッチダウン3回、インターセプト1回に加え、ラッシングによるタッチダウン1回をマークしている。パンサーズで4試合に先発したメイフィールドの記録はパス117回中64回成功(54.7%)、747ヤード、タッチダウン4回、インターセプト3回、ラッシングタッチダウン1回となっている。

メイフィールド率いる1勝3敗のパンサーズが、ガロポロを先発クオーターバックとする49ersを相手に優勢になれるかには疑問符がつく。日曜日にはシャーロットが、そしてパンサーズコーチ陣や選手、ファンが、もう一つの世界線ではどうなっていたかを直接目撃するだろう。

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