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【2016年第4週】ビルズが大金星、ペイトリオッツを完封!

2016年10月03日(月) 08:10

フィールド・ゴールを蹴るバッファロー・ビルズのダン・カーペンター【AP Photo/Steven Senne】

現地2日(日)、バッファロー・ビルズはニューイングランド・ペイトリオッツのホームに乗り込み、クオーターバック(QB)トム・ブレイディ不在の好機を生かしてペイトリオッツを完封、16対0で勝利した。ペイトリオッツが本拠地でシャットアウトを食らうのはこれが初めてのことだ。

第1クオーターでQBタイロッド・テイラーがランニングバック(RB)ルショーン・マッコイに7ヤードのタッチダウンパスを通して先制したビルズは、続く2回のクオーターでキッカー(K)ダン・カーペンターが合計3度のフィールドゴールを成功させて追加点。

タイラーはドライブをコントロールし、ランパスのバランスを見いだすのに苦戦していたが、この日は一転、スムーズな試合運びを展開。パス39回中27回をつなぎ、246ヤードをマークした。

また、デフェンス陣も第3週にアリゾナ・カーディナルスを33対18で打ち破った勢いそのまま、ペイトリオッツの新人QBジャコビー・ブリセットに3サックを食らわせている。

前週の試合で右親指をケガしていたブリセットは肩を負傷中のジミー・ガロポロに代わって2試合連続で先発するも、ヒューストン・テキサンズに27対0と快勝した際のパフォーマンスは姿を消し、パス27回中17回、205ヤードだった。ペイトリオッツがサードダウンを成功させたのは12回中わずか1回のみで、試合全体を通して277ヤードにとどまっている。

これまで3連勝を続けていたペイトリオッツの黒星は今季初。フォックスボロ・スタジアム時代の1993年にニューヨーク・ジェッツに6対0で敗れたのを最後に、2002年にジレット・スタジアムに拠点を移してからは初となる完封負けを喫した。しかし、次週にはようやく、開幕から4試合の出場停止処分を受けたブレイディが復帰する。