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【2016年第4週】ベアーズ、ライオンズに辛勝で今季初白星

2016年10月03日(月) 07:30

シカゴ・ベアーズのQBブライアン・ホイヤー【AP Photo/Nam Y. Huh】

現地2日(日)、本拠地ソルジャー・フィールドにデトロイト・ライオンズを迎えて第4週の一戦に挑んだシカゴ・ベアーズはクオーターバック(QB)ブライアン・ホイヤーが2タッチダウンを演出し、17対14で勝利した。ヘッドコーチ(HC)ジョン・フォックス指揮下で2度目の開幕から3連敗を喫したベアーズがようやく今シーズン初の白星を挙げた。

17対6とリードして第4クオーターを迎えたベアーズだったが、ライオンズのワイドレシーバー(WR)アンドレ・ロバーツが85ヤードのパントリターンからタッチダウンを決め、さらにQBマシュー・スタッフォードからWRゴールデン・テイトにパスが通って2ポイントコンバージョンも成功した結果、試合時間1分52秒を残して17対14と接近を許す。それでも、ベアーズがリードを守り切って勝利を引き寄せた。

QBジェイ・カトラーが右親指のつき指で療養中のベアーズはホイヤーが2戦連続で先発。ディフェンシブエンド(DE)エゼキエル・アンサーとアウトサイドラインバッカー(OLB)ディアンドレ・レビーを欠くライオンズ守備陣を相手にパス36回中28回を成功させて302ヤードをマークしている。また、WRエディー・ロイヤルはレシーブ7回で111ヤードを走って1タッチダウン、新人ランニングバック(RB)ジョーダン・ハワードはキャリアハイとなる111ヤードをマークした。他に、タイトエンド(TE)のザック・ミラーが1回のタッチダウンを記録。ベアーズはHCフォックスの下で挑んだホームゲーム10戦のうち、勝利したのはこれが2度目であり、これまでの6連敗にようやく終止符を打った。

一方のライオンズはこれで3連敗。QBスタッフォードがパスをうまくレシーバーにつなげられず、マンパワー不足のランゲームは今回も苦戦を強いられた。スタッフォードはパス36回中23回、213ヤード、2インターセプト、0タッチダウン、ベアーズ陣地で2度もインターセプトされている。前半終了間際にはテイトとのコミュニケーションミスでベアーズのコーナーバック(CB)ジャコビー・グレンにボールを奪われてしまった。

なお、この試合中、ベアーズのWRケビン・ホワイトがショートキャッチからライオンズのフリーセーフティ(FS)グローバー・クインのタックルを受けた後、なかなか立ち上がれず、最終的にはロッカールームに引き上げた。足首を負傷したと見られている。