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【2016年第4週】攻撃に苦しむジェッツにシーホークスが快勝、QBフィッツパトリックは3INT

2016年10月03日(月) 09:18

パスを投げるシアトル・シーホークスQBラッセル・ウィルソン【AP Photo/Bill Kostroun】

現地2日(日)、ニューヨーク・ジェッツはホームでシアトル・シーホークスと対戦。先週の試合で6インターセプトと苦しんだジェッツのクオーターバック(QB)ライアン・フィッツパトリックはこの試合でも精彩を欠き、攻守共にビッグプレーを見せたシーホークスが27対17で快勝した。

ジェッツは試合開始直後のドライブでランを中心にレッドゾーンまで進むと、フィールドゴールで3点を先制。まずまずのスタートを切ったジェッツだったが、第2クオーターに入って足に故障を抱えながら奮闘するシーホークスのQBラッセル・ウィルソンがパスを次々に決めて敵陣に攻め込んだ。

タイトエンド(TE)ジミー・グラハムへの27ヤードパス、ワイドレシーバー(WR)ダグ・ボールドウィンへの38ヤードパスから、シーホークスと今週契約したRBのC.J.スピラーへのタッチダウンの後、次のドライブでも、QBウィルソンの42ヤードパスを新人WRタナー・マクエボイがキャッチ。プロ初のタッチダウンを決める。対するジェッツは第2クオーター残り13秒でWRブランドン・マーシャルへのパスが決まり、14対10で前半を折り返した。

第3クオーターでは両チームとも堅い守備を見せるものの、シーホークスがフィールドゴールで点差を広げる。

第4クオーター早々、QBフィッツパトリックのパスをコーナーバック(CB)リチャード・シャーマンがインターセプト。次のドライブではシーホークスがランニングバック(RB)クリスティン・マイケルへのパスでタッチダウンを決める。その後も、シーホークはセーフティ(S)アール・トーマスがインターセプトを奪い、フィールドゴールへとつなげた。パスに苦しむジェッツのQBフィッツパトリックは残り2分25秒でもファンブルでボールを失うが、WRチャロン・ピークがそれを拾い、エンドゾーンに駆け込んだ。その後、シーホークスのCBシャーマンが再びQBフィッツパトリックのパスをインターセプト。第4クオーターで3つのターンオーバーを献上したジェッツが27対17でシーホークスに敗北している。

シーホークスのQBウィルソンはパス32回中23回成功、309ヤード、3タッチダウン。昨シーズンの故障から復帰したTEジミー・グラハムは6キャッチ、113ヤードを記録している。

ジェッツのQBフィッツパトリックはパス41回中23回成功、261ヤード、1タッチダウン、3インターセプト。WRブランドン・マーシャルは4キャッチ、89ヤード、1タッチダウン。WRのエリック・デッカーとジャリン・マーシャルは故障のため欠場している。