ニュース

【2016年第4週】セインツが敵地で見事な逆転劇、今季初勝利

2016年10月03日(月) 09:20

プレイコールをするニューオリンズ・セインツQBドリュー・ブリーズ【AP Photo/Lenny Ignelzi】

現地2日(日)、サンディエゴ・チャージャーズがホームで今季無敗のニューオーリンズ・セインツと対決。試合は見事な逆転劇を演じたセインツが35対34で今シーズン初勝利を挙げている。

セインツは最初のドライブから元チャージャーズのクオーターバック(QB)ドリュー・ブリーズが鋭いパスでチャージャース守備陣を攻め立て、最後はランニングバック(RB)マーク・イングラムが1ヤードランを成功させて先制。対するチャージャーズもQBフィリップ・リバーズが、先週の対コルツ戦で痛いファンブルを出してしまった新人タイトエンド(TE))ハンター・ヘンリーへ20ヤードパスを通し、試合を同点にした。

第2クオーターにもブリーズのパスでタッチダウンを決めたセインツだったが、次のドライブではチャージャーズがWRドントレル・インマンの57ヤードパスでタッチダウンを決め、すぐに追いついている。その後はブリーズからインターセプトを奪ったチャージャーズがフィールドゴールを成功させてリードを奪った。前半終了前にはRBメルビン・ゴードンが1ヤードランでタッチダウンを決め、チャージャーズが24対14とリードを広げている。

第3クオーターにはRBジョン・クーンの1ヤードランでタッチダウンが決まり、点差を縮めたセインツ。その後、チャージャーズはタッチダウンとフィールドゴールをマークするも、第4クオーターでは6分50秒を残してチャージャーズのRBゴードンがファンブルし、直後のドライブでWRマイケル・トーマスにブリーズがタッチダウンパスを決めて点差をさらに縮める。プレッシャーに弱いチャージャーズは、その次のドライブでもWRトラビス・ベンジャミンがファンブルし、セインツがそれをしっかり得点に繋げて逆転、試合終了を迎えた。

セインツQBブリーズはパス36回中23回成功、206ヤード、2タッチダウン、2インターセプトと、決して本来のブリーズらしい活躍ではなかったものの、要所を押さえる活躍で勝利に貢献。RBクーンは合計タッチダウン3回と大活躍した。

チャージャーズQBリバーズはパス43回中28回成功、321ヤード、2タッチダウン、1インターセプトをマーク。WRインマンはレシーブ7回、120ヤード、1タッチダウンを記録した。