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プロボウル3回出場のTEデラニー・ウォーカーが14年間のNFLキャリアに幕

2022年10月19日(水) 13:13


テネシー・タイタンズのデラニー・ウォーカー【Joe Robbins via AP】

サンフランシスコ・49ersとテネシー・タイタンズで14シーズンを過ごし、プロボウルに3回出場したタイトエンド(TE)デラニー・ウォーカーが、NFLからの引退を正式に発表した。

2006年の6巡目指名で入団したウォーカーは、最初の7年間を49ersでプレーし、タイタンズに移籍するまではほとんどデプスチャートに埋もれていたが、テネシーで彼は最も信頼されるターゲットとなった。

ウォーカーはタイタンズの公式サイトを通して、「俺は想像していたよりも活躍できたと思う。NFLでの出場を夢見て、その夢が叶うと信じていたから、人生の中でその夢を叶えることができた。一度チャンスをつかんだら、逃すわけにはいかないと思っていたよ。テネシーで、タイタンズでプレーすることは、夢にも思わなかったほど素晴らしいことだった。俺を信じて、俺にできるすべてのことに期待して機会を与えてくれたタイタンズという組織には、いくら感謝してもしきれない。正直に言うと、夢が実現したんだ」とコメントした。

ウォーカーは49ersでの7シーズンでキャッチ123回、1,465ヤードとタッチダウン8回を記録した。このアスレチックなタイトエンドは、その後タイタンズでより多くの機会に恵まれ、覚醒している。タイタンズでの7年間ではキャッチ381回、4,423ヤード、タッチダウン28回を記録し、2014年から2017年の4年間では毎シーズン800ヤード以上を獲得したほか、タッチダウンを20回決めた。2015年にはキャリアハイの1,088ヤードをマークし、3年連続で選出されることになるプロボウルの初陣を飾っている。

ウォーカーは「このリーグに来たとき、俺はビッグネームではなかった。そして、ビッグネームになってこのリーグを去ることができた。これこそが、俺がハードワークをした証だと思う。俺は自分自身が有名になるために、そして自分がこのリーグでエリート選手であることを証明するために一生懸命プレーした」と話した。

「俺にとって最高の時代を過ごすことができたチームだから、タイタンズで引退できることはとても意味のあることだ。タイタンズの一員として引退できるのは光栄なことだね。彼らは俺に最高のフットボールをプレーする機会を与え、フィールドに出て、俺が最も得意とすることをし、まるで犬のように戦う機会を与えてくれた。タイタンズの一員として引退できることを幸せに思うよ」

2018年から2019年にかけてわずか8試合しか出場できなかったウォーカーのタイタンズでの活躍は、ケガで終わりを告げた。2020年3月に放出され、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の懸念を理由に2020年シーズンをオプトアウト。ウォーカーは昨年夏に49ersでワークアウトを行ったが、契約には至らなかった。

ウォーカーはキャッチ504回、5,888ヤード、タッチダウン36回の通算記録をもって引退する。

【AK】