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【2016年第4週】バイキングスがホームで白星、開幕4連勝

2016年10月04日(火) 12:59


タッチダウンを決めたミネソタ・バイキングスRBマット・アシアタ【AP Photo/Andy Clayton-King】

現地3日(月)、第4週のマンデーナイトフットボールとなるニューヨーク・ジャイアンツ対ミネソタ・バイキングス戦が行われた。試合はエースプレーヤーたちをケガで欠くバイキングスが24対10で勝利し、開幕4連勝を遂げている。

ジャイアンツは立ち上がりからワイドレシーバー(WR)ドウェイン・ハリスがパントボールのキャッチに失敗し、自陣40ヤード地点でボールを渡すと、直後のドライブでランニングバック(RB)マット・アシアータの1ヤードランでタッチダウンを決められ、バイキングスに先制を許した。

第2クオーターにはバイキングスのクオーターバック(QB)サム・ブラッドフォードが見事なパスを立て続けに決めて敵陣に攻め込むと、最後はタイトエンド(TE)カイル・ルドルフへの7ヤードパスでタッチダウンを決め、点差を広げている。バイキングス守備陣も奮闘し、スターWRオデル・ベッカムを前半レシーブ3回に抑え、ジャイアンツ攻撃陣に隙を与えないディフェンスを見せた。ジャイアンツは前半終了前にフィールドゴールを決め、14対3で前半を折り返している。

後半に入ってもバイキングス守備陣の活躍ぶりが目立ち、コーナーバック(CB)ゼイビア・ローズがQBイーライ・マニングのパスをインターセプトするなど、徹底したパスディフェンスを披露。

ジャイアンツ攻撃陣も第4クオーターには意地を見せ、マニングがRBポール・パーキンスに67ヤードパスを通し敵陣に攻め込むと、最後は勢いそのままRBオーリンズ・ダークワが1ヤードランを成功させタッチダウンを決め、点差を縮めている。

しかし、ジャイアンツ守備陣が踏ん張り切ることができず、再びバイキングスにタッチダウンを許してしまう。これが最終的に決定点となり、攻守で試合を支配したバイキングスが勝利を収めた。

ケガにより今季絶望となったエースQBテディ・ブリッジウォーターの代役として、急きょフィラデルフィア・イーグルスからトレードでミネソタにやってきたQBサム・ブラッドフォードは開幕から好パフォーマンスを発揮しており、この試合でもパス36回中26回成功、262ヤード、1タッチダウンをマークし、好調をアピールした。

対するジャイアンツQBのイーライ・マニングは、パス45回中25回成功、261ヤード、0タッチダウン、1インターセプトという結果で試合を終えている。WRベッカムもレシーブ3回、23ヤードとらしくない活躍だった。ジャイアンツはこれで2連敗となる。