ニュース

ハムストリング負傷のブロンコスQBウィルソンはジャガーズ戦出場の方向

2022年10月27日(木) 09:46

デンバー・ブロンコスのラッセル・ウィルソン【AP Photo/Mark J. Terrill】

クオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンの負傷に関連する不在期間は思ったより早く終わるかもしれない。

ハムストリングを負傷したウィルソンがロンドンで行われているデンバー・ブロンコスの練習に限定的な形で参加したと、ヘッドコーチ(HC)ナサニエル・ハケットが報道陣に話している。ウィルソンはジャクソンビル・ジャガーズとの試合でプレーする方向で準備しており、ハケットHCはウィルソンが“今日はかなりやった”と語った。

コーチのコメントのすぐ後にメディア対応したウィルソンは、制限なくプレーできると報道陣に話している。

『9NEWS(9ニュース)』のマイク・クリスによれば、ウィルソンは「最高の感覚だ。準備は万端だな」とコメントしたという。

シーズン第6週にオーバータイムでロサンゼルス・チャージャーズに敗北した試合でハムストリングを負傷したウィルソンは、シーズン第7週のニューヨーク・ジェッツ戦に欠場していた。しかし、先発ラインアップに戻ってくるのに必要だったのは1週間と少々だけだったようだ。ウィルソンは報道陣に、フィールド復帰に集中するあまり、ロンドンに向けたブロンコスの8時間の旅路の半分は、チームメイトたちが寝ている中、飛行機の通路でストレッチやワークアウト、ハイニーを行うことに費やしたと明かしている。

やや行き過ぎな感はあるが、どれだけウィルソンがプレーを渇望しているかがうかがえるエピソードだ。ウィルソンは自分にとってまだ新しいチームで2022年に厳しいスタートを切っており、チームは開幕から7戦で2勝しか上げていない。それでも、ウィルソンはブロンコスには輝かしい未来が待っていると信じている。

『104.3 The Fan(104.3ザ・ファン)』のアンドリュー・メイソンによれば、ウィルソンは「これまで厳しかったし、俺たちが望んでいるものじゃなかったけれど、嵐はいつまでも続くものじゃない」と話し、こう続けたとのことだ。

「そして、この嵐もいずれ終わる。俺たちは全力で取り組んでいるからな。俺たちは自分たちにできる限り、最高の状態であろうと努力している」

【A】