ポリネシアン・フットボールの殿堂が2023年度クラスを発表
2022年11月02日(水) 12:37現地1日(火)、ポリネシアン・フットボールの殿堂が2023年度クラスを発表し、元オフェンシブラインマン(OL)ラリー・ウォーフォード、元ラインバッカー(LB)マンタイ・テオ、元OLハリー・モンタギュー・フィールドがそのメンバー選ばれた。
ポリネシアン・フットボールの殿堂の会長兼共同創設者であり、自身も殿堂入りを果たしているジェシー・サポールは声明で次のように述べた。「ポリネシアン・フットボールの殿堂を代表して、2023年度クラスの皆さんにお祝いを申し上げる。彼らはポリネシアの人々にとって最高の代表であり、われわれは1月に彼らとその家族とともに今回の表彰を祝うことを楽しみにしている」
サモア人の血を引くウォーフォードはNFLで7シーズンにわたってプレーした。ケンタッキー州立大学出身のウォーフォードは2013年のドラフトで3巡目にデトロイト・ライオンズに指名され、最初の4シーズンをデトロイトで過ごしている。その後にニューオーリンズ・セインツと契約したウォーフォードは、最後の3シーズンすべてでプロボウルに選ばれた。ウォーフォードはNFLでのキャリアにおいて、101試合すべてに出場し、そして先発している。
ハワイにルーツを持つテオは8シーズンにわたってNFLで活躍した。2013年ドラフト2巡目でサンディエゴ・チャージャーズから指名されたテオはチームに在籍中、38試合中34試合に先発出場している。その後、テオはセインツで3シーズンにわたってプレーし、2020年にシカゴ・ベアーズと契約した。テオはNFLのキャリアを通してタックル307回、タックルフォーロス22回、インターセプト2回、フォースドファンブル1回を記録。ノートルダム大学での4年間ではタックル437回、サック8.5回、インターセプト7回、フォースドファンブル2回を積み上げている。
ハワイ人の祖先を持つモンタギュー・フィールドはポリネシア人の血を引く者として初めてNFLでプレーした人物だ。モンタギュー・フィールドはシカゴ・カーディナルスで3シーズン(1934年から1936年)プレーし、1937年にはAFL(アメリカン・フットボール・リーグ)のロサンゼルス・ブルドッグスに1シーズン在籍していた。彼はオフェンシブタックルとして1936年と1937年に両リーグでオールプロの栄誉に輝いている。
この3人は8人のファイナリストと100人以上の候補者の中から選考委員会によって選ばれた。彼らは2023年1月20日から21日に開催されるポリネシアン・フットボールの殿堂入りの週末に正式に表彰される予定となっている。
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