インディアナポリス・コルツの暫定ヘッドコーチ（HC）に就任したジェフ・サタデーがプレーコールに関する決断を行った。

現地13日（日）に予定されているラスベガス・レイダース戦から、パスゲームスペシャリスト兼アシスタントクオーターバック（QB）コーチのパークス・フレイジャーがコルツの攻撃プレーコーラーに指名される見込みだ。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが状況を知る人物の話として8日（火）に伝えている。

先週に攻撃コーディネーター（OC）マーカス・ブレイディ、月曜日にフランク・ライクHCが解雇された今、フレイジャーは攻撃陣のコーチに残っている中で最も経験ある人物だ。

一方で、コルツはプレーコールの経験も、アシスタント以上の役職の経験もない30歳のコーチに、攻撃陣のカギを渡すことになる。

2018年にヘッドコーチアシスタントとしてライク元HCのスタッフに雇用されたフレイジャーは、2シーズンにわたってそのポジションから練習プランやコールシート、スクリプトといった部分を支援した。2020年にはオフェンシブクオリティコントロールコーチに昇格。2021年にアシスタントQBコーチに就任し、2022年からパスゲームスペシャリストの役職も加わっていた。

ワイルドな1週間を送っているコルツにとって、フレイジャーの昇格はまた新たな奇手となっている。一人のアシスタントに過ぎなかったフレイジャーは、来るレイダース戦で『CBS』のカメラに追われることになるだろう。

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