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左手骨折のジャイアンツSマッキニーが手術、復帰時期は未定

2022年11月09日(水) 13:32


ニューヨーク・ジャイアンツのゼイビア・マッキニー【Greg Trott via AP】

ニューヨーク・ジャイアンツのセーフティ(S)ゼイビア・マッキニーの“観光”での事故がどれくらいの期間、彼を欠場させるかはまだわからないが、現地8日(火)に本人がATV(四輪バギー)事故に巻き込まれてから初めての記者会見で詳細を語った。

23歳のマッキニーは、ジャイアンツのバイウィーク中に訪れたメキシコのカボ・サン・ルーカスで事故に巻き込まれた後、アメリカへの帰国時に左手の指を手術で修復する必要があったと話した。

マッキニーは、「ちょっと傾いた感じになって、自分の手の上に落ちた。それが事故の簡単な説明さ。無謀なことなんかではなくて、俺たちは観光ツアーに参加して、単に外国に行って、他の国を見て、どんな様子か見てみたいと思っていたところ、不幸な出来事が起こっただけなんだ」と話した。

マッキニーは月曜日にチームからリザーブ/非フットボール故障者リストに入れられている。したがって、彼は少なくとも今後4週間は欠場することになる。その後のことはまだわからない。

ヘッドコーチ(HC)のブライアン・ダボールは、休暇中の事故でマッキニーがチームから懲戒処分を受けるかどうかについては言及を避けた。

マッキニーは回復までの時間的な目安はなく、日々改善していくだけだと話している。

「俺の手は回復するだろうから、それは良いことだ」とマッキニーは言った。

2020年のNFLドラフト2巡目でジャイアンツに入団して3年目のマッキニーは、自身がバギーを運転していたのか、それともただ同乗していたのかを明かさず、この件について質問されると苛立ちを募らせた。

「観光ツアーだったんだと、何回言えばいいんだ?」 とマッキニーは答えた。

マッキニーの返答について記者が「詳細が理解できない」と答えると、彼は「そんなことはどうでもいい」と述べた。

「理解する必要はない。俺が言っていること、俺が話していることを聞いているのか?」とマッキニーはコメントした。

マッキニーは今回の事故が発生したバイウィークに入るまで、ジャイアンツの全8試合に先発出場。すべてのディフェンススナップにおいて出場し、タックル38回とパスディフェンス4回を記録していた。ジャイアンツの6勝2敗という驚くべきスタートにおいて重要な役割を果たしたマッキニーは、少なくとも今後1カ月は欠場することになる。ダボールによると、デイン・ベルトンとジェイソン・ピノックがマッキニーの代役を務めるという。

ダボールは「確かに、皆が期待していたことではない。特にマッキニーには同情するよ。彼はケガをした。そして、われわれにとっても悪いことに、数週間良い選手を失うことになる」と話した。

【AK】