T.J.ワットは現地13日（日）に控えるニューオーリンズ・セインツ戦での復帰が期待されている。

ピッツバーグ・スティーラーズのパスラッシャーはシーズン第1週に胸筋断裂のケガを負ってから欠場が続いているが、現地11日（金）、報道陣に対して復帰の予定について話した。

ワットは『Pittsburgh Post-Gazette（ピッツバーグ・ポスト・ガゼット）』のブライアン・バッコを通して「長い間待ったよ。今はあの週と同じくらい良い状態だ」と話した。

先月末にチームがワットの練習参加を認めていたため、今回の件は予想されていた。スティーラーズはまだワットを故障者リザーブ（IR）から戻していないため、土曜日までには正式に復帰することになるだろう。

守備部門年間最優秀選手を欠き、シーズンを通してパサーへの対応に苦労しているスティーラーズ守備陣にとって、ワットの復帰は大きな前進になるだろう。ピッツバーグはワットを含めてシーズン第1週に合計サック7回を記録したものの、それから7試合が経過したが、チームは合計サック8回しか記録していない。守備陣の合計サック15回の記録はNFLで26位に位置している。

スティーラーズの守備陣は、2022年に1試合あたり24.6点（NFL23位）と395.1トータルヤード（29位）を許しており、いずれもマイク・トムリンの時代で最悪の数字だ。また、1試合平均でわずかサック1.9回にとどまっている。

【AK】