練習に復帰もラムズQBスタッフォードのカーディナルス戦出場は未定
2022年11月12日(土) 10:24ロサンゼルス・ラムズのクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードは現地13日(日)に行われるアリゾナ・カーディナルス戦の出場について、クエッショナブルとして登録されている。
スタッフォードは脳しんとうプロトコルに入り、今週前半の練習を欠席した。金曜日の練習は基本的なメニューのみに参加すると予想され、正常に回復に向かっているように見える。しかし、火曜日まで脳しんとうの診断がされていなかったという状況を考えると、次の試合を欠場するかもしれない。
金曜日、ヘッドコーチ(HC)のショーン・マクベイはスタッフォードの起用の判断について「キックオフの90分前まで待つことができる。もし彼のようなベテラン選手がいたら、わざわざ出場させてリスクを取ることはない。われわれは回復までのどんなステップも省略するつもりはないから、私は今回の対応が誤解されるのを望んでいない。しかし、彼を除外するのは愚かなことだと思う」とコメントした。
スタッフォードがフィールドに戻るには、独立した神経科医による許可が必要だ。
スタッフォードはデトロイト・ライオンズに所属していた2019年シーズン以来、1試合も欠場していない。
スーパーボウルを制覇したクオーターバックが日曜午後のカーディナルス戦の出場許可を得られなかった場合、ジョン・ウォルフォードが先発に名を連ねることになる。27歳のウォルフォードがレギュラーシーズンの試合で先発を務めたのは、彼のキャリアで2020年第17週、カーディナルスに勝利したときの1回だけだ。
2022年シーズン、ラムズの攻撃陣はすでに苦戦しており、3勝5敗でシーズンを折り返そうとしているマクベイのチームにとっても、スタッフォードの欠場は最新の痛手となるだろう。
もう一方のサイドラインでは、カーディナルスのクオーターバック、カイラー・マレーもハムストリングを負傷しており、試合に出場するかは試合開始時までわからない状況になっている。マレーが欠場する場合、ベテランのコルト・マッコイがラムズに立ち向かうことになるだろう。
【AK】