7勝1敗のミネソタ・バイキングスとの対決を控えて、バッファロー・ビルズ最大の武器がフィールドに向かいつつある。

シーズン第9週に投球側の肘内側側副靭帯（UCL）を痛めたクオーターバック（QB）ジョシュ・アレンはフットボールをつかめる状態だということで、現地11日（金）に制限付きで練習に参加した結果、試合でプレーする方向だと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えている。

ラポポートによると、アレンがある程度投げられることを確認したビルズは、3番手QBマット・バークリーの昇格を見送り、万が一試合中に問題が起きた場合のアレンのバックアップはケイス・キーナムだけになるという。

MVP候補と目される26歳のアレンはルーキーシーズンを除いて先発を外れたことがない。彼の指揮の下、評判のビルズオフェンスは今季2,403パスヤードを獲得しており、タッチダウン19回でインターセプト9回、加えてランでもタッチダウン4回と392ヤードを獲得している。

肘は日曜日もまだ痛むはずだが、それでもビルズは自分たちのQB1をセンター下に据えてバイキングスディフェンスを苦しめるつもりだ。

【M】