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チャージャーズがウェイバーにかけたDTティレリーをレイダースがクレーム

2022年11月15日(火) 10:17


ジェリー・ティレリー【Ryan Kang via AP】

2019年ドラフト1巡目指名を受けたディフェンシブタックル(DT)ジェリー・ティレリーはロサンゼルス・チャージャーズから移籍するが、それほど離れた場所に移るわけではない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地14日(月)に情報筋の話を元に伝えたところによれば、ラスベガス・レイダースがティレリーをクレームしたとのこと。その後、チームは今回の取引を正式に発表している。

チャージャーズは先週の木曜夜、3年前のドラフトで全体28位指名したティレリーをウェイバーにかけたと発表。そして、ティレリーはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区のライバルチームへ向かうことになった。

レイダースを含め、ティレリーはシーズン序盤に複数チームからトレードの関心を集めていたとラポポートが伝えている。レイダースは今後、このディフェンシブラインマン(DL)が苦戦している守備陣に活気をもたらすことを望んでいるだろう。

ティレリーはチャージャーズにフィットしていなかった。そのチャージャーズは3週間後の12月4日(日)にレイダースと対戦することになっているため、ティレリーとすぐに再会を果たす可能性がある。

これまで3連敗を喫しているレイダースの課題の1つに、全体で28位に沈んでいるディフェンスが挙げられる。今のところはDTビラル・ニコルズやDTアンドリュー・ビリングスがディフェンシブラインのインテリアを率いているものの、サック数が10回とNFLで最下位になっていることからも明らかなように、相手クオーターバック(QB)に一貫してラッシュをかけることができていない。そのため、ティレリーはすぐにレップスを得ると見られている。

ティレリーの5年目オプションはこの春にチャージャーズによって拒絶されていた。ティレリーは今季に205万ドル(約2億8,780万円)のベースサラリーを受け取ることになっているため、レイダースは今季の残るサラリーを支払う予定だ。

【RA」