バッカニアーズRTワーフスが足首の負傷で3週間から4週間離脱の見込み
2022年11月29日(火) 10:03現地28日(月)、タンパベイ・バッカニアーズのライトタックル(RT)トリスタン・ワーフスは自身のケガの状態に関して、それなりに明るい知らせを受けている。
ワーフスは足首のケガが原因で3週間から4週間の離脱が見込まれているものの、膝の状態は問題ないと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話を元に報道。ヘッドコーチ(HC)のトッド・ボウルズは月曜日、ハイアンクルスプレインに見舞われているワーフスには週ごとの経過観察を行っていくと報道陣に明かした。
シーズン第12週に敗れたクリーブランド・ブラウンズ戦のオーバータイムで足首を負傷したワーフスは、すぐにカートに乗せられてフィールドを後にしている。これを受け、2022年シーズンの残りの見通しに関して懸念が生じていた。ワーフスは『FOX(フォックス)』が負傷時の様子のリプレイを放送するのを取りやめたほどひどいケガに見舞われたため、悪い知らせが予想されていたのだ。
しかし、ワーフスはホリデーが過ぎた後に復帰を期待できるようになっている。3週間から4週間という期間は、バッカニアーズがすでに負傷者が続出しているオフェンシブラインにおいて今後1カ月間でライトタックルの代役(例えばジョシュ・ウェルズなど)を見出さなければならないことを意味しているが、シーズンの残りの期間でワーフスを失うよりはよっぽどいいだろう。
バッカニアーズはすでにオフェンシブラインで大変な思いをしてきた。シーズン開幕前に2人のインテリアラインマンをフリーエージェント(アレックス・カッパ)と引退(アリ・マーペット)で失った後、センター(C)ライアン・ジェンセンがトレーニングキャンプ中に膝を負傷して戦線離脱している。それから間もなくしてガード(G)アーロン・スティニーもプレシーズン中に負傷し、バッカニアーズは数週間以上にわたって代役を務められる選手たちをすぐに見つけることを余儀なくされた。
2年目のCロバート・ヘインシーはシーズンが進むにつれて調子を上げており、ルーク・ゲーデケはスティニーの代わりにガードとしてプレーしている。日曜日の試合では、ケガで試合前に除外されていたゲーデケの代わりにニック・レベレットが出場した。
これらはすべてバッカニアーズがすでにオフェンシブラインで十分すぎるほど多くの苦労をしてきたということを物語っている。月曜日のワーフスに関するニュースにより、バッカニアーズはようやく小さな好機をつかんだと言えよう。
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